吉永小百合-愛と死をみつめて-ガラスの中の少女

映画 ドラマ
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愛と死をみつめて (白黒) 1964年9月小百合19才

愛と死をみつめて

吉永小百合/小島道子

浜田光夫/高野誠

 

いつかは見とかねばという、半ば義務感的に見始めた映画。テレビの懐かし映画特集では必ず取り上げられる映画。いつもの小百合とは変わって抑えた演技の暗い感じなのかなーと思ったら全然いつもの小百合でした。3/4くらいまで結構明るく振る舞います。でも場所がほとんど病院なのとやはり題材が重いので爽やか青春映画とは行かなくて。。場面や出来事が切り替わるわけでもなく、途中寝てしまいました。カラーだったらまた違ったかもしれない。白黒ってだけで画面が暗いからね。

ほとんど顔半分ガーゼで隠す場面ばかりだったが最初のほうだけ全部顔だしている小百合。

あーでもなあやっぱり暗い題材は日活青春路線には合わないなあ。1回みれば十分。

そしてまた創〇学会に関する描写ががっつりでてきてました。

ガラスの中の少女 (白黒) 1960年11月 小百合15才

ガラスの中の少女

 

吉永小百合/晴代

浜田光夫/陽一

ずっと勘違いしていた。

ジョン・トラボルタの プラスチックの中の青春 1976 とゴッチャになっていたのかもしれない。

小百合は難病持ちでガラスの中の無菌室で暮らしてる少女の話かと思っていた。だから最初浜田と再開してあんみつ屋であんみつを食べないのも病気のせいかと思っていた。しかし、実は元気な女子高生役であった。この映画の小百合はとにかく綺麗だ。ローティーンの頃のほうが20才頃より綺麗であった。当時美少女の名を欲しいままにした小百合の面目躍如だ。

このバスの中の小百合の顔にはハッとするものがある。

 

小百合は大学教授の裕福な家の娘で浜田は貧乏バラックの家の子で中卒で板金工場で働いてる。二人は元同じ中学で浜田は小百合にラブレター渡したことがある。

小百合は母の連れ子で本当の父は学徒出陣で戦死して、今の父親は継父であり、元実の父の大学の先生であった。なので最初大分老けた父親だなと思った。物語途中、今の父が小百合を抱くシーンがあり、小百合は敏感に父の欲を感じ取り、悩む。

この父、普段はやたら小百合に純血を守れと言っているが、実は親子丼を狙っていたのではないかと思われる。そりゃああんな美少女が家にいて血がつながってないのだから…とほんのちょっぴり同情しなくもない。だからこそ小百合が純血のまま死んだら父はどう思うだろうという思いも叶わず父は最後に浜田と肉体関係持ってから死んだのだろうという意味のセリフを言う。

最後は悲劇だがさすが日活暗くならないように直前まで若い二人の笑い声が響く。

しかし、睡眠薬を二人でボートの上で飲んだはずなのに最初の小百合のシーンではなぜ小百合一人で湖に浮いていたのだろう。顔が水の上にでて息があるようにも見える。しかも独白でまだ生きているかのようなセリフを言うがあれは幽霊のセリフですか?

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