松原智恵子 ある日わたしは4.5.6話 1967年 11月 智恵子22才 雅子20才 和子17才
日本テレビのドラマ
松原智恵子/城山ゆり子 ジュディオング/城山かおり 太田雅子(梶芽衣子)/夏子 橘和子/美枝 伊藤るりこ/くに子 川口亘/矢吹健太郎 和田浩治/山崎次郎 松山省二/山崎良夫 早川保/山崎信一 茅島成美/河村秀子
4話 鳥籠と犬小屋
当時ロカビリーで売出していた尾藤イサオが真面目そうな学生役で登場して橘和子に恋をして何かと話しかけるが和子はタイプでないと言って素っ気なく避けられる。

左:橘和子 右:太田雅子
まあ和子は渡哲也レベルまで持ってこないとだめだろうて。
尾藤イサオはレイ・チャールズのレコードを和子にプレゼントしようとしたが断られ、その場にいた智恵子に「和子はショパンとかが好きだ」と言われ、レイ・チャールズは智恵子にプレゼントされた。
太田雅子は川口亘にももっと智恵子にアタックしろとけしかける。
智恵子は隣の長男から行かなくなったオペラのチケットを2枚貰う。最初妹のジュディ・オングと行こうとしたがジュディ・オングはイタリア語の歌なんか分からないと言われて断られ、ハイソな和子にペア席の1枚を上げるとすごく喜ばれた。
しかし和子は智恵子と川口亘をくっつけようとしてその券を川口亘に渡し、びっくりさせてやりなさいと言う。

しかし智恵子はこれも券を尾藤イサオに渡し、和子との縁を取り持つ行動にでた。結果的に男2人でオペラ鑑賞することになり、川口亘は「担がれた!」と怒るのだった。
一方ジュディ・オングの元には田舎の母から松茸が小包みで届いた。(この頃は宅急便がなくて郵便局の小包みくらいしか小物を送る手段がなかった。しかしなんで小包みって必ず紐で十字に縛られて贈られていたのだろう、宅急便になって本当に便利になったものだ)
その松茸をジュディ・オングがオペラチケットのお礼として隣に持っていくと上手い具合いに三男の松山省ニから家に誘い込まれて様子を見に行った智恵子も一緒に山崎家で晩御飯を食べることになり、そこに次男の和田浩治が帰ってきてエンド。

モテモテの智恵子なのであった。これって当時の女性にはあこがれモテモテ演出、男性には日活美女軍団拝めるってことでソコソコ視聴率とれたということだろうか。
5話 風さわぐ中で
智恵子は進展しない川口亘との仲に、「果して私は彼を好きなんだろうか」と悩む。そんな智恵子に雅子は隙をみせることが大事だとけしかける。清楚な和子はそうだろうかと反論。

一方川口亘は尾藤イサオと飲んでいる時に親戚の画家のおじさん(ケバイ女を2人つれている。)とバッタリ出くわし、尾藤イサオはそのままにしておじさん主催の怪しいパーティーに参加する。これが当時のサイケを具現化したようなパーティーでマンションの一室に若い男女が集まり乱交やボディペインティングなんかをして楽しんでいる

川口亘はさっきのケバイショートの女にS〇Xを誘われるがたまらず部屋を飛び出した。
智恵子はまた川口亘のアパートを訪れ、デートをする。(こんないい女が何回も部屋に自分から来てくれるなんて夢のようだ。)バスの影で雅子の助言通りキス待ち顔をして川口亘がキスしようとした時子供にみつかり、冷やかされてタイミングを逃し、智恵子は我に帰ってその場から逃げ出してしまう。

(こういうチャンスは周りに構わず行くのが正解なのか…)一方和田浩治はその頃オープンカーで女とディープキスをしてるのだった(対比)
智恵子は逃げ出した後山崎家の歯医者の長男早川保と偶然会い、お汁粉屋でデートするのだった。智恵子はそのまま下宿に帰ると川口亘がお詫びを言いに追いかけて下宿に来ていた。智恵子は川口亘にビンタして仲直り、そして定番の昭和のセリフ、「意気地無し」(なんでキスやめたの?の意)と言うのだった。

僕も「意気地無し」と言われてみたい人生だった。
6話 新しいページ
冒頭前話までの確認シーンがやたら長い。智恵子が忙しくてあまり撮影時間とれなかったのか。
隣家の長男早川保はほぼ智恵子のストーカーとなっており、朝は家の窓から智恵子が出てくるのを待ち、偶然装って一緒に駅へ歩いてく。大学に着くとまた太田雅子からもっと行けとか女にも性欲があるのだとかけしかけられる。(要約)

一方ジュディ・オングは隣家の次男、松山省二に誘われてボウリングに出かける。

ボウリング場ではまたまた川口亘と偶然会う。川口亘の先輩の会費制の結婚披露パーティーの招待券をジュディ・オングに頼むが自分で渡せと言われてまた智恵子の下宿へと行く。2人は外の喫茶店で話したあとの帰り道、智恵子のほうからガード下でキスを誘い、智恵子のファーストキスシーンへと繋がる。

しかし、智恵子はファーストキスのあっけなさに拍子抜けするのだった。
結婚披露宴に行くとこれまた偶然新郎と接点があった隣家の長男早川保も来ており、智恵子もは早川保に式の途中で外に連れ出される。(しかし智恵子は和服で出たけど着物も持ってきてたの?)一緒に帰る道中早川保は智恵子にプロポーズ的な告白する。

プロポーズにえ?っと驚く智恵子
智恵子と早川保が一緒に下宿に帰ると川口亘が外で待っていて全部見られてしまったのだった。
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