芦川いづみ-誘惑-陽のあたる坂道

映画 ドラマ
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誘惑 1957年9月 いづみ21才

誘惑
芦川いづみ/松山章子、三谷栄子(二役)
左幸子/杉本秀子、杉本優子(二役)
葉山良二/松山小平
安井昌二/田所草平
渡辺美佐子/竹山順子
中原早苗/桜木光子

コメディというくくりなのだが心の声の独白が各々の登場人物にあり、そこが笑いのつぼなのであろうか。
いづみは左幸子の父親の若い頃の交際相手とその娘として再び父親の前に現れる。最初ちらっとでたまま結構長い間いづみ不在のまま映画が進む。

昭和6年いづみの母親(二役)は左幸子の父親にキスを迫られるが断っていたのが悔いに残っていた

その間には中原早苗のセクシーな足でもみててください。

残り1/3あたりでまたいづみが出てきてそこからじいさんとのキスシーンまで割りと活躍した。

寝たフリをして左幸子の父親にキスさせてやり、母の悔いをはらすいづみ

この映画当時の日活俳優総出演かというほど沢山の役者が出てくる。死神博士、天野英世も出てくる。(筆者はテレ東の金曜スペシャルのホストとしての印象が強いが)芸術家達の話ということもあり、岡本太郎本人もでてくる。特に洋品店二階の画廊の展覧会後のパーティで色々出ていた。宍戸錠はまだほっぺが膨らんでいない。

父親の洋品店店員の女店員渡辺美佐子が自身を奇麗だと褒めて化粧するきっかけとなった画家と結婚する

なんとも不思議な映画だった。

陽のあたる坂道 1958年4月 いづみ22歳

陽のあたる坂道

芦川いづみ/田代くみ子

石原裕次郎/田代信次

北原三枝/倉本たか子

渡辺美佐子/川上ゆり子

川地民夫/高木民夫

小高雄二/田代雄吉

3時間半の大作である。今回これもプライム料金から外れるとのことでがんばって見た。石坂洋次郎原作とのことで複雑な血縁関係の元描かれる青春ストーリー。本筋は裕次郎が妾の子で本妻の兄弟と一緒に育ったということで裕次郎が実家の異母兄弟、それと貧乏暮らしの異父兄弟との関係修復が主な筋。いづみは裕次郎の妹で幼いころ長男と裕次郎と遊んでるとき梯子からおちて少し足が不自由になってしまったという役。

題名にもある通り舞台は田園調布の高低差のある坂道の上の家。

これはお嬢さんの散歩道でも使われた田園調布のロケ地(ちなみに家は風船でのいづみの家ではないか?)

いづみは22歳だけど高校生の役であるがまだこのころ童顔なので全然遜色ない。

ここでの渡辺美佐子は長男に2回も堕胎させられてるモデルという役だ

川地民夫はまだ新人でセリフ読みがまだ棒なのだがイカススイングを歌ってくれる。

最後の仲直りのための兄弟喧嘩を見守るいづみと三枝。

他の芦川いづみの映画はまだまだアマゾンプライムでみれます。

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