浅丘ルリ子-丘は花ざかり-どじょっこの歌(映画レビュー)

映画 ドラマ
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丘は花ざかり 1963年9月 ルリ子 23才

丘は花ざかり

浅丘ルリ子/香月美和子 川地民夫/野崎正也 二谷英明/野呂真三 渡辺美佐子/白川朝子

まだルリ子が20才くらいの頃かと思ったら意外と微妙な年令の時だった。というのもこれもルリ子のPVといったかんじで可愛く、明るく、キャピキャピしたルリ子がみられる。

恋愛相手として川地民夫がキャスティングされているがルリ子は大人の二谷英明のほうを好きになる。

この腕にすがりつくような組み方は浅草の灯で小百合がこれも二谷の腕にすがっていたのと同じだ。二谷めー…

二谷は妻と死に別れの子持ちで分別があり、「君は若い人といっしょに、なるべきだ」といって、まだ何もしてないルリ子に別れを告げて地元の未亡人と再婚するあたりでは重くなるが

それ以外では全体に明るくコメディチックでルリ子の若さ、可愛さ、華やかな笑顔があふれており楽しい。

このあとのべーっという顔は二回出てくるが「く、こんなので、…かわいい♡」となってしまう。

水着もある。まさにルリコのPV

最後は川地民夫と恋人同士になりバーのマダムから牧場管理者になった渡辺美佐子の緑あふれる牧場の場面で丘は花ざかりの歌が流れてエンディング。

どじょっこの歌 1961年11月 ルリ子21才

どじょっこの歌

浅丘ルリ子/芹沢浩子 高橋英樹/吉見高行 葉山良二/吉見昌哉

戦災孤児のルリ子は幼稚園のある教会で住み込みで働いている。病気で入院した先の病院院長の息子が大学生の高橋英樹。

まあよくある裕福な男と可哀想な女の子の格差恋愛談。

最初の方ルリ子と秀樹の関係は良好で幸せ溢れる様子がえがかれる。

結婚しようという話になるがルリ子の養父とも、高橋英樹の親父も反対。ルリ子は高橋英樹の家のパーティーの時に挨拶に行ってしまうが身分の差の中傷をされ、悲しくて逃げ出した。そこからだんだんおかしくなり、高橋英樹はアパートに移りルリ子を招いてそこで事に至ろうとしたがルリ子に結婚までは純潔でいたいと拒否される。

すこしヤケになった高橋英樹はなぜか学生運動に身を投じるがそれを心配して見に行ったルリ子が逮捕され、養父と仲がわるくなっていたルリ子はなぜかバンドマンの中川昭一を身元保証人として呼んでしまい、夜の街の歌手として仕事しようとする。(高橋英樹とはお別れ状態)その間になぜかルリ子は中川昭一に寝てる間に犯されてしまったというのだ。

キャバレーに乗り込んでルリ子を見つけた高橋英樹はそれを聞かされて落ち込み、悩み、怒る。(まあ、そりゃあな)

ルリ子は髙橋のアパートをまた飛び出し、それを追った高橋英樹はダンプにはねられ入院。ルリ子は行方不明に…(工場とかで働いてる)

そのうちルリ子はまた具合がわるくなり入院した。(入院にも保証人いるんだけどどうしたのかな?)そのうち高橋英樹がルリ子を見つけて最後は許すような感じになり、ルリ子もまだ生きるような感じで終わる。

しかし、日本はほんと親がいないと苦労するシステムを再認識した一本。

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