松原智恵子-現代っ子-燃える南十字星(映画レビュー)

映画 ドラマ
スポンサーリンク

現代っ子 1963年7月 智恵子18才

現代っ子

松原智恵子/洋子 市川好郎/市村好夫 中山千夏/市村千鶴子 鈴木やすし/市村やすし

ついに待ち望んでいた現代っ子が日活プラスで見れるようになった。智恵子作品で面白そうなやつでまだ見れなかったものだ。主役は市川好郎、おそらく唯一の主役映画ではないだろうか。(鈴木やすおとダブル主演なのかな?)筋としては突然警官の父親が死んで家をでなくてはならなくなり、母と長女は金持ち家の住込みとして、長男次男は最初叔父さん(桂小金治)の家、文句言われて出て母娘が身を寄せている社長のはしけ海運会社の船で仕事しながら暮らすというストーリー。最後は暮らしてる船の船長が定年で会社と船を去らねばならなくなりそのあたりのペーストを交えて終。途中途中、一杯のコメディ要素があり、主人公の運命に比して明るく見ていられる。

しかし…カラーかと思ったが白黒。あのポスターにだまされた。アマゾンの口コミに「智恵子だけ上品な感じ」なんて書かれていたのでああ、智恵子は貧乏な主役達に対する対極としての中流家庭の子の役なんだろうなー。って思ってみてたらいつになっても智恵子が出てこない、中盤になって船の中からチョロっと出て来て警察に通報する役をやったと思ったらまた全然出てこなくなる。

まさか、あれで終わり?!かと思ったら終盤になってなぜか鈴木やすおの恋人として夜の港でデートしたりして幾分出てきた。

現在の画像に代替テキストがありません。ファイル名: IMG_20251103_154716-scaled.jpg

結局智恵子も船上暮らししている貧乏家の子だった。(設定は中卒で船の手伝いをしている)とはいえ、いやいやこんな可愛い子がこんな場所でくすぶっているわけないでしょ、回りの人達とは全然オーラが違った。

後にお荷物小荷物とかではっちゃけた役をやる中山千夏が中三の娘役をやっているがかなりおとなしい。演技かな?

しかし市川好郎の存在感の高さよ。惜しい人をはやくになくしてしまった。

燃える南十字星 1962年7月 智恵子17才

燃える南十字星

松原智恵子/譚玲羊 宍戸錠/三木丈太郎 南田洋子/中曽根朱実 星ナオミ/みどり(クラブ「ジョーカー」のダンサー)=

17才の智恵子がカラーで見れる眼福映画。南十字星というと南半球、オーストラリアをイメージするが微塵もその関係は出てこない。

星ナオミはまたもダンサー役

智恵子は香港人で金子信雄の娘役。今作ではチャイナドレスを着てチャーミングなエロを提供。

言葉使いも俺得初期智恵子。

一番おおっ!と思ったのは映画終盤の銃撃戦で香港マフィアボスに人質に取られるシーン。

「いや!やめて!!」と絶叫する17才の智恵子!いやあ萌えるわぁ。

あらすじはほとんどないが1週間かけてみたのであまり覚えてないから。

とにかく新人時代の智恵子がカラーで見られる貴重な1本。

コメント

タイトルとURLをコピーしました