BG、ある19才の日記あげてよかった 1968年11月 雅子19才
太田雅子/長谷栄子
西恵子/鎬木敬子
和田浩治/三木順造
二谷英明/加納守人
主役は西恵子、太田雅子は西恵子の同僚で女性主任に楯突くなまいきな女子社員。雅子はセックスに対する抵抗はまるでなく同伴喫茶でその日あった男とやらかしている。
西恵子は和田浩治に対しては頑なにカラダを許さないが最後は妻子持ちの二谷英明とせくすしてしかもなかだし的な演出をしていた。
二谷英明の自宅、暖炉の前のファーの絨毯の上でついにやらかした。
それにしても「花を喰う蟲」でもそうだったが二谷英明のエロチック映画は見るのが苦痛だった。まず登場人物の誰にも感情移入出来ないのだ。5倍速くらいで見たい感じ。特に主人公の設定があまりにも自己本位すぎてついていけない。和田浩治の役もすぐ身体求めにいってろくなもんじゃないのだがまあ一番割食ってる役だ。二谷英明の家庭を壊すなり、部長から引き摺り下ろすなりやってほしい。
しかしこれどう見ても「にっかつロマンポルノ」かと思うようなポスターである。日活上層部ではもう筋道は決まっていたのであろう。
西恵子って他の日活映画にはあまり出てこない女優だったがウルトラマンAとかに出演していたという。
とにかく題名があれだからかこの映画に出てくる女子社員は皆ビッ〇な感じ、唯一まじめだと感じるのは手前右の和文タイプの子だった。(左の眼鏡の子は浜川智子)和文タイプはトトねえちゃんでも出てきたね。先生が真野恵里菜で。
夜の牝 年上の女 1969年4月 雅子22才
太田雅子/文子
野川由美子/田川京子
森進一/毛利進吾
高橋英樹/柏木英吉
和泉雅子/しのぶ
なんか火曜サスペンス劇場みたいな映画だった。高橋英樹-太田雅子-野川由美子 組と、森進一-和泉雅子 組の恋愛が同時進行するためなんか散漫してしまっている。そしてそれらを収束させるのにキャラを死なせてしまうのはこれは脚本家の手抜きというか下手。太田雅子はいつものように気が強いのだがすごく気の毒な扱いであった。
野川由美子との絡み
やくざに薬打たれて監禁されてたのを救い出されたところ。
唯一の救いは途中でてくるジャバ・ザ・ハットみたいな金貸し。
野川由美子に300万円貸してくれるのだがいかにもこんな性格じゃなきゃ金貯められないよなっていう言動が笑かしてくれる。「なんか私もお酒頼んでいい?」という野川由美子に対して「ねえちゃん飲んでもいいけど自腹で飲めよ」とか言う。
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