レデイ・プレイヤー1 2045年でも車にはまだタイヤはあった

映画 ドラマ
スポンサーリンク

連日のTVやYOU TUBE でのすごいCGに惹かれて、久しぶりに劇場まで足を運んで見た映画、レデイ・プレイヤー1。

 

日本のキャラクターも沢山でてくる。権利関係はどうしてるんだろう(相変わらずイヤらしい自分)

メカゴジラとガンダムが一騎打ちしてくれるとはスピルバーグの日本へのサービス精神イイヨイイヨ。

冒頭に流れる軽快な ジャンプ/ヴアンヘイレン エンディングは

ユー・メイク・マイ・ドリームス / ダリル・ホール&ジョン・オーツ

をはじめとした黄金のアメリカ80年代のカルチャーがちりばめられてます。

やっぱ80年代アメリカンPOPS最高。そしてアメリカンドリームがまだまだ存在していた時代。

舞台は2045年のアメリカ・オハイオ州コロンバス。コロンバスといえばもう何十回も再現Vが作られたりした、例のコロンバス高校銃乱射事件があったところである。なぜあえてコロンバスなのだろう。

このブログ的には背景に隠されているメッセージのほうにどうしても興味がいってしまう。

映画の中の2045年はVR技術こそ高度に発展しているものの車にまだタイヤがあるし自動運転でもないし、電気自動車ですらない。

宅配はドローンがしてくれる。これは物議をかもしたエコノミスト2015年の表紙の暗示が実現されてるということでしょうか。(2015の5の字の右下の絵)他にもこの2015年表紙は右下の11.3と書いた矢は地面に刺さってるのに11.5と書いた矢はまだささってないので5/11日に大きな災害がおきるのではないかとあちこちのブログで盛り上がっていました。

ほかのにもたくさん解説があるので”エコノミスト 2015 予言”でググってみてください。

ちなみにその年はアマゾンがドローンで配達すると発表したものの安全面から許可がおりませんでした。

そうかというと半分以上7割くらいの人間がVR空間に常時逃避している。なぜか労働もVR空間である。ということは働かなくても当面生きていけるベーシックインカムが実現してるのでしょうか。それはそれでいい世界だと思うのですが。

僕の理想の世界は

嫌なことはやらなくていい世界。

です。さらにいえば

無駄なことはしなくていい世界

も同時に実現してればさらにいい。

------------guchi-------------

今はもう規制&規制で会社では無駄な書類作成ルーチンばっかりです。

規制を守る作業が仕事になっている人間(会社の収支としてマイナスの費用ですなあ)が多く、悪いことに本当に稼いでいる仕事をしている人にまで規制のための作業を押し付けてくる。無駄に時間使っている分、当然納期や費用に悪影響を及ぼしますが上の人間はその面倒な作業をしないので苦労がわからず、我関せず面倒には近寄らずで、なんとかしろ、無理なルールは守れでふんぞり返るだけ。

この規則は中小取引企業を守るためだというが、当の中小取引企業自体がルーチンを嫌がっているという始末。両手をしばって20キロのブロックを背負ってトンネルがあるのに、車があるのに、使わずに山を越えろと言ってるようなもの。

どうしてこうなった?

この無駄な作業ばかりを増やしまくるシステムこそ人類の発展を妨げる陰謀ではないかと思う。いやわりとマジで。

日本もたいがいだがEUになってからのヨーロッパのほうが規制ずくめになって死にそうだというのもどこかで読んだ。

中国があれだけ急成長できたのも規制がゆるくて日本やEU諸国に比べ小回りがきけていたアドバンテージがあったせいだが、今や中国も規制利権人間が多くはびこり、すごく仕事がしにくくなった。

PCもCADもロボットもなかった時代に6か月で震電を飛ばせたのに、はるかに便利になったはずの現代でMRJの開発を3年以上オーバーしてるってのはこれはもう足ひっぱり担当がいるからとしか思えない。

(震電:太平洋戦争末期に試験飛行まで進んだ新型戦闘機。設計開始から6か月で初飛行は驚異的。

MRJ:現在三菱が開発しているジェット旅客機。この遅れも我が三菱重工の株が塩漬け状態となっている原因の一つである。)

------------guchi-------------

それから映画の2045年は警察の力が極端に弱くなっているようです。

悪者企業がやりたい放題なの”ここはウシジマ世界か?”と思うくらい全然警察がでてこなくて最後のほうに安っぽいそうなパトカーで昔の制服でボディアーマーもつけない警察が登場するくらいです。

よくハリウッド映画は影政府の予告だとかプロパガンダに利用されているとかとオカルト界隈では言われています。

が、僕はスピルバーグは80年代の活気や夢を取り戻せと言っているように思えました。

ただそう で思ってるだけ。

今はかろうじて80年代までの活気を体験した人間が映画を製作できていますが、これから先閉塞年代後に生まれた人間だけしかいなくなった場合どれだけつまらない世界になってしまうんでしょうか。

他の方の感想等はこちらから

最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・

ここから蛇足です。

全席指定のシネマコンプレックスでみたんですが場内は結構すいているのにわざわざ先に取った僕の真横に予約する一人客ってどうなんでしょうね。

1個空けて取るのがマナーではないのでしょうか。

もしかして僕が若い女性であるのを期待してわざと隣とったんでしょうか。その隣は4席空いていたのに。

70年代だったらそのまま居座って3回くらい見ていたい映画でした。

今の人は昔は人気映画は立ち見になるのは当たり前っていってもわからないだろうなあ。

ジョーズもサスペリアも立ち見だったなあ

コメント

タイトルとURLをコピーしました