白鳥 1966年10月 小百合21才
吉永小百合/小林麗子 渡哲也/近藤淳 関口宏/小宮山昭一
文芸作品である。渡哲也がでてくるが静かに物語は進む。またしても託卵的な話であり、劇中では最初から既に故人である小百合の母親の浮気症が遺伝したのか小百合も渡哲也と関口宏の二人を愛してしまったとかいう。 渡哲也の淵の病の妹二木てるみの感が鋭すぎる設定で話が面白くなっている。元々関口宏と婚約してた小百合がドンドン渡哲也に惹かれていく様が興味深い。最後のほうで小百合の出生の秘密が暴かれて自暴自棄になった小百合か関口宏と渡哲也の間を渡り歩く。
歩いてるところ 関口宏とやらかした後に夜、二木てるみの病院にいくがその日の朝に亡くなったとわかる。その後渡哲也の住むバラック小屋にいくとすでに二木てるみは火葬が済んで骨壺に入っていた。 そして渡とも…
赤いやつ 次の日だと思われるが海岸を海に向かってズブズブ入っていく小百合。(いやいや渡がいくらなんでも気づくだろ)
おいおいーまた自◯パターンかよ、「安直過ぎるぞ早く助けに来てくれゴロー」という私の叫びも虚しく海中に消えて見えなくなる小百合をワンカットで映すカメラであった。。
波浮の港 1963年9月 小百合18才
吉永小百合/明代 浜田光夫/隆一 和田浩治/秀夫 沢本忠雄/宗太郎
伊豆大島の話で設定的には潮騒と似ている。潮騒のように☓☓やる、やらないの話も出てくる。まあ清純恋愛だからやらないけど、その清純な日活は70年代にエロまっしぐら。よく東映とかのポルノも同時上映されてたけどにっかつのはクオリティ高かった。
というわけでこの波浮の港の小百合は実に笑顔が少ない。
なんか画質が悪かった。あまり面白くないから67年頃のやつかと思ったが63年だったよ。ジャケの白い制服の浜田光夫は水兵で昔の話かと思ったら浜田光夫は船員で現代劇であった。
最初結婚が決まっている小百合にしつこく浜田光夫がアタック。婚約者の沢田忠雄は影では松尾嘉代を孕ませていて浜田光夫が沢田忠雄を殴るのたが小百合は「私のために殴り合いをしないで」とか言う。自分のせいで男が争うってのは女性は嬉しいものだろうか?梶原一騎と弟の真樹日佐夫が芸者の取り合いでケンカしたら芸者は素直に「私の取り合いでケンカするなんて嬉しい」と言ったそうだが。
シースルーな見どころ
まあ最後はいい感じで終わります。
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