芦川いづみ-喧嘩太郎-白い夏(映画レビュー)

映画 ドラマ
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喧嘩太郎 1960年8月 いづみ24才

喧嘩太郎

芦川いづみ/深沢雪江

石原裕次郎/宇野太郎

中原早苗/岩下秀子

今回いづみは婦人警官の役

なんかサンダーバード思い出す

 

中原早苗は社長令嬢でいつも通り裕次郎をいづみと奪い合って振られる役です。

この人地黒なのかな?

裕次郎は正義感が強くケンカっ早いけどやくざじゃなくて普通のサラリーマンである。サラリーマン金太郎みたいに怒鳴るわけではないあくまで爽やかな感じ。

まあそれはいいけどこの映画、アジア賠償金の中抜き問題とかいってるけどこれ、韓国への賠償金の話だよね。この時代でも問題にしてるってことはもう60年もこの腐ったことをヤラレ続けてるってことか。ほんとうに腐ってる。これがセンソーに負けるってことか。この映画のなか当時の金で国会議員の給料7万円で500万円の裏金もらったとかあるが今の金だと給料100万円くらいか、このころは議員の給料も今より安くマシだった。今は年収2000万円プラス諸費数百万もらえてるんだよね。どこまで政治家は私腹を肥し続けてきたのだろう。一番悪いのは上げたままで減ることがないことだ。もう終わりだ猫の国。

最後は国会の証人喚問に裕次郎が出たりして大きな話になる。その証人喚問にも中原早苗がでて裕次郎はいづみを選んだと言い、早苗といづみも仲直り。

裕次郎といづみ、国会議事堂を二人で後にした。

白い夏 1957年7月いづみ 21才

白い夏

芦川いづみ/麗子

中原早苗/よし

青山恭二/伊野澄男

舞台は千葉県館山。いづみの実家は郵便局と酒蔵営んでるお嬢様。父親は郵便局長。いづみ自身は郵便局で交換手もしている。

その郵便局へ新人局員として青山恭二が配属されてくる。この青山恭二という人、今まで見てきた日活映画の中であまり見てないなと思ったら1966年あたりで芸能界引退してたんだね。

いづみは親の勧めもあり、町長に立候補しているボンボンとなんとなくデートしたりしてるがそのボンボンは芸者妊娠させたりしてろくなもんじゃなくて最後のほうで青山恭二の手引でいづみも実態を知ることになり、変な結婚をしなくて済んだ。

そしてこの映画ではあの近藤宏がまた嫌な役で結構出張っています。近藤宏は郵便局の配達員。近藤宏がちょっかい出してるナースの中原早苗が青山恭二を好きになってしまったことから青山を敵視して、地元の新聞社経営してる西村晃とともに青山を追い出す嫌がらせをしてくる。

いづみも青山を好きになりまたしても中原早苗と恋敵みたくなる。

村祭りで青山にせまる中原早苗。

とにかくこの映画中原早苗のほうがいづみより目立っていた。痴女的な雰囲気に満ちておりその筋の人たちにはたまらないであろう。

最後のほうは中原早苗とかの協力によって悪役近藤宏らは逮捕された。

あとポスターの煽り文句にある「私を抱いて」のセリフは中原早苗でした。いづみが言うにしては展開が弱いなと思っていたら青山恭二が帰る前の日に「私の大事なものが餞別」といって中原早苗が下宿の部屋で待っていた。

このシチュエーション、男の夢を実現してくれる早苗。いづみのこともあり、青山恭二は取り敢えず拒否するがその後の意味深なシーンとバスを送る中原早苗の笑顔からあ、やったなとわかる感じでした。

いづみも笑顔で青山恭二を見送ります。

正直言ってあまり面白くはない映画でした。

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