早射ち野郎 1961年4月 礼子21才
エースのジョー=宍戸錠 笹森礼子/戸川令子 吉永小百合/真山美佐 南田洋子/ジェーン 金子信雄/三島=
パラレルワールド西部劇である。一応ダム建設中ということで山の中に西部劇そっくりの街並みがつくられている。(ウッドデッキにパタンパタンとする例のドア、町の人はみなブーツ、馬で移動、女達はフワッとしたドレス…)設定だったらまだ鉱山町のほうが説得力がある。肝心のダム工事人が出てこないのだから…
ヒロインは笹森礼子で子供達の先生である。
宍戸錠が南田洋子の店に行ったりすることにヤキモチやく。(かわいい)
そして町医者の娘として吉永小百合(16才)も出演。(だが本作では影が薄い)
サルーンの女に南田洋子(28才)、そして星ナオミ(23才)。
左が南田洋子、右が星ナオミ(少しセリフがある。)。
かなり豪華である。
悪役は金子信雄で工事人の給料やボーナスの輸送途中を襲って盗ったり、宍戸錠が取り返したりということで物語が進んでいく。流れ者としてやってきた宍戸錠が実は刑事で金子信雄を追っていたというのが最後に明かされ、事件を解決したあとに颯爽と去ったのであった。
俺は地獄へ行く 1961年10月 礼子21才
笹森礼子/木塚ユリ 宍戸錠/壇譲次 小高雄二/須永鉄 香月美奈子/ジーナ・森
なぜこの題名付けたのか謎だ。内容はいつもの飄々とした宍戸錠演技で別に地獄には行かないし、あくまでクリーン。(汚れ仕事は小高雄二が引き受けてくれる。)
この映画の礼子はベリーショートヘアー。残念だ。
メキシコ帰りということで藤村有弘と流暢なスペイン語で会話してる。敵役の二本柳寛はセスナと小型ヘリを所有していて自ら操縦する設定。空からの撮影もふんだんにあり、金がかかってる。「空は渋滞が無いんでね。」なんてセリフ俺も言ってみたい。GTAそのままだ。
最後のほう、礼子が実は悪者の藤村有弘達に捕まり宍戸錠に助けられた時の訴えかける目がイイ!
今回悪者はちゃんと死んで宍戸錠は礼子の誘いを断り颯爽と去るのであった。(なら俺がもらう)
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