松原智恵子出演作感想14-投げたダイスが明日を呼ぶ-紅の銃帯

映画 ドラマ
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投げたダイスが明日を呼ぶ 1965年2月 智恵子20才

松原智恵子/中島友子

小林旭/氷室

牧伸二/龍

横山通乃/港のマリー

郷鍈治/浦辺(ころしや)

 

小林旭の投げたダイスシリーズ4作目だそうだ。

ある賭博で今日も大儲けしてイカサマを暴いた旭、帰り際胴元の組織のスナイパーから狙われるが、さっきの賭博で少し絡んだ男が危ないと近寄ってきて代わりに撃たれて死ぬ。旭は男(中島)の故郷の島の実家に伝言を伝えに行くが実家の花農園は悪徳ヤクザから立ち退きを迫られていた。智恵子は中島の妹で父親と一緒に花農園を手伝っている。

最初智恵子は遠景でしか映らないがもう歩き方だけで智恵子とわかる僕。

旭は農園を手伝った後周辺の他の農家の土地をまとめて儲けた金で買い、権利証を一時預かることでヤクザから土地を守ろうとする。いつのまにか旭は港近くのバー花園を経営していた。

この辺りでウクレレ漫談の牧伸二が旭の仲間として登場するがそのマッチョな筋肉に驚く。

旭を狙う殺し屋(郷鍈治)が不気味な存在感を放っている。

旭を追ってきた仲間のマリーと腕組んで歩いてるところを街に買い物にきていた智恵子が目撃してしまいびっくりする智恵子。

ヤクザはさらに智恵子の親父も交通事故に見せかけてころしてしまう。智恵子は兄の死で泣き、親父の死で泣き、泣き泣きだ。

(泣きの演技はこれの4年前の大当り100発100中から変わってない)

責任を感じた旭は事態を収集しようと悪戦苦闘。

暗くてわかりずらいですが銃を構える智恵子。旭と一緒に捕まった敵のアジトから逃げ出すときに智恵子も銃でころしやを脅して脱出した。(ちょっと強引な展開)

 

最後は地元のヤクザは警察署に、旭を執拗に付け狙う賭博の組織は最後の火炎瓶が飛び交う派手な銃撃戦ののちに旭が始末をつけた。殺し屋はなぜか右腕撃つだけにして生かして終わらせた。(後のシリーズに繋げるため?)旭はスタントマンを使わないアクションをするとwikiにあるが結構火が服に燃え移っていたが大丈夫だったのであろうか。

火の粉というか燃えたアルコールが服や帽子に飛び火している。火炎瓶がすぐ近くに着弾していた。(さすが昔、危険なことも厭わない)

旭は船で颯爽と島を去るのだが親父も兄も神殿しまい一人になった智恵子の今後が心配になる終わり方だ。

なんかお顔のコンディションが今一だ。この頃ドラマの仕事とかもあって疲れていたのだろうか。

 

紅の銃帯(ガンベルト) 1961年11月 智恵子16才

松原智恵子/仙田節子

宍戸錠/エースのジョー

香月美奈子/ユリ

金子信雄/大畑

 

この記事前記と同じ感じの西部劇風ギャング映画

硫黄鉱山に流れついたジョー、(実は鉱山にきた理由は最後のほうに出て来ます)その鉱山は例のごとく金子信雄率いる悪の軍団に狙われていていた。(動機は鉱山の裏の草原をなにかの事業に使いたいからという適当さ)

この記事一本目と同様土地を巡る抗争においていつもなぜか権利証を奪えば土地を奪える設定になっているけど実際は売り手と買い手の司法的な手続きを経なければいけないわけで、権利証奪っただけでは只の窃盗になるだけで土地の権利と登記は移譲できないんだが。。まあいいか。

この映画は西部劇的要素があり移動は馬だ。(智恵子が馬に乗るシーンは最後のほうちょっとだけ。この智恵子が惚れてるという鉱山の若旦那(圭介)がどうにもトンチンカンなやつでねえ)警察という言葉があるだけで警察の実態は皆無の全くの無法地帯である。

智恵子は両親をなくした孤児で鉱山の経営者一家に養われている。宍戸錠とちよっと絡んだり、ちょっと人質にとられたりといった出番があるのみ。

 

機動捜査班 秘密会員証と同じ髪型だ。二本撮りしてたのか?

 

銃撃戦をする宍戸錠。最後は完全に西部劇になる。

最後は岩山の銃撃戦を経て悪はどっかにいっちゃって大団円。

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