梶芽衣子-暴力団・乗り込み-花を喰う蟲(映画レビュー)

映画 ドラマ
スポンサーリンク

暴力団・乗り込み 1971年5月 雅子24才

暴力団・乗り込み

梶芽衣子/紀子

小林旭/森田勝次

山本麟一/長井茂

郷鍈治/星野五郎

 

舞台は山口県となっているが下関?だろうか。上納金の5000万円を取りに行ったまま帰ってこない上部組織(誠友会)の組員(川島)と5000万円の行方を探しに誠友会が雇った流れ者が大沼興業へ送りこまれる。旭は元組長だったが誠友会の圧力で組を解散させている。物語前半はその工作員が旭なのか郷鍈治なのか名古屋弁の山本麟一なのかの謎解き、三人の対決、それぞれが大沼興業へ乗り込む時のヒリヒリ感で持たせる。

上納金を取りに行った組員川島は中盤にドラム缶に入った遺体で見つかる。梶芽衣子は死んだ組員川島の女でこれも山口に探しに来たのだった。ちなみに上記の4人は同じ寝台車に乗り合わせてしょっぱなから顔を合わせている。

本作郷鍈治の出番が思いのほか多い。野良猫ロックシリーズで結構嫌いになりかけていたが今作で少し評価が上がった。つかみどころのない金命のタフな一匹狼として描かれている。だが結局こ〇されてしまうのだが。。

梶芽衣子と小林旭は話の途中で仲良くなりベッドイン

今回の梶芽衣子は和服で出てくることが多い

後半からは大沼興業と地元のライバルの木谷興業との抗争も始まり、誠友会からも兵隊が送り込まれて激化。郷鍈治の女は人質に取られて郷はピストルを離してしまい拷問の上刺される。最後は旭が大沼興業と誠友会がいるところへ乗り込んでいって名古屋弁の山本麟一も寝返って味方になってくれて斬ったはったになり、悪者は成敗された。どうみても旭は戦いの最中何回もさされて死に体になっていたけどさいごはわりと普通にパトカーに乗り込んでいった。

花を喰う蟲 1967年7月 雅子 20才

花を喰う蟲

太田雅子/斉村妙子

太地喜和子/青木奈美

二谷英明/香本雅樹

白井=小高雄二 五井裕一=花ノ本寿

この映画は一回見始めて太田雅子が出てこないので一回やめてまた見てで3ヵ月くらいかかってしまった。主演太地喜和子。僕の記憶の中では太地喜和子は一族大量殺人事件の実話を扱った映画「火まつり」の中で「最初に見たのは赤い血だった」などというセリフがのちに自動車事故で死亡してしまうフラグだったのではないか。(ムーの記事)ということぐらい。(秋野太作と1974年に結婚してることは好感持てる。われら青春の頃ですなあ)喜和子はこの花を喰うの中ではおっぱい見せるのも厭わず汚れ役を演じている。が、なんかいまいち面白くなかった。白黒でもわかる喜和子の色黒で痩せぎすな体が全然魅力的でなくてこの人がミスコン何回も入選するの?受け入れられないというのもあるし、ここまで日活映画見続けてきた僕にとってはかなり大人しい部類に入る映画で、清水将夫が浜村純を二谷英明のヨットの中でこ◯してしまい、その盗撮フィルムを元にヨットを3億で清水将夫に売りつけようとするがそれも、え、そんなんで3億も払うの?とか思ってきてしまう。なんか日活映画は常識が薄れてくるな。

太田雅子は40分後くらいした頃、代議士の娘で悪社長の息子の許嫁みたいな感じで出てくる。

それで太地喜和子は二谷英明の命でレズプレイで太田雅子と仲良くなってしまう。うーん、全然納得いかないので入ってこない。

左が太田雅子右が大地喜和子

最後のほうで二谷英明こ◯されそうだなあと思ってたら太地喜和子の元彼郷鍈治がヒットマンとして二谷と喜和子がいるホテルの部屋にやってきた。それも喜和子は嫌だと言ってるのに二谷が「入れてやれ」といって部屋に入れてしまう。なんという予定調和。

パトロンの二谷の死後、喜和子は逞しく海外へ行くのだった。

太田雅子(梶芽衣子)の他の映画はこちら

コメント

タイトルとURLをコピーしました