東京喰種(東京グール)映画レビュー 全編ツッコミどころ満載で雑だけど、でも面白いよ

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働かせ方改革のせいでサラリーマンの帰る時間が同じになって電車が混み合って本日久しぶりに会社帰りの電車で立ちになってしまい、混雑の中ひまつぶしに見たアマゾンプライムの映画、東京喰種(東京グール)これが面白い映画だったのでレビューしたい。

マンガのほうはヤンジャンで連載開始時に少し読んだだけで挫折してました。寄生獣の劣化パクリか、じゃあいいやとしての認識しかなかった。絵柄もなんかとっつきにくかったので挫折してた。けど映画、よかったです。

映画だけの部分での感想になってしまって申しわけないが以下レビューです。

地球の食物連鎖の頂点にいるはずの人間を喰らう喰種(グール)を描いたSF映画。

このような人類の脅威の異常生物を扱う映画では本来は人間がどう怪物軍団を倒すかになるところ、この映画では怪物軍団(グール)からの視点として描かれている。グール達は何百人かいてテリトリーが区分けされている。本編で描いているのは20区のグール達だ。拠点はとある喫茶店(あんてぃーく)であり、グール達は人間社会に紛れ込む為に喫茶店の店員として働いている。グールは人間が変化したものではなく元からグールであり、グール同士結婚もするし子供も作る。ありがちな不老不死属性はないらしく老人のグールも拠点の喫茶店に客としてやってくる。この辺は吸血鬼社会の内幕を描いている映画ブレイド(ウェズリースナイプス主演)と同じような世界観である。しかしこの東京喰種の世界線ではグールの存在は社会の共通認識であり、人間を食うグールが存在しているのが公になっている。グールと戦う特務機関である”CCG”も公にされており、グールの動向がニュースで取り上げられる世界。おそろしく偏ったパラレルワールドの話である。

グールはすごく強靭で強く、人間など一瞬で殺されてしまうのだがこの映画の世界では飛び道具という概念がないのか銃とかの遠距離武器が全くでてこない。

もうそういうゲームの世界だと思って見るしかない。多分まだレベルが低いのでアンロックされてないのであろう。ロケランさえあればすぐクリアできるのに・・強くて2周目が楽しみだ。

この世界の人間は格闘しばりしてるのかグールを倒すのに白い部屋で棒術の訓練とかしている。グールもCCG達と戦う前に筋トレとかしている。元人間でグールの仲間になった主人公は喫茶店の店員の女グールに戦い方を教えてもらう。この辺はジャンプの伝統だ。友情、努力、勝利だ。因みに清水富美加演じる女グールはアップになるとお肌の荒れが目立つ。

CCGのエース大泉洋も武器を使うがなんとグールから培養した生物兵器みたいなのを使う。この世界ではバイオ技術だけ進んで火器の技術は進んでないのであろう。多分太古から対グールだけに注力したために戦争というものがなかった世界なのだ。人をまとめるのに共通の敵をつくる。もしかしたら太古の賢人がグールを生み出したのかもしれない。

大泉洋の相棒鈴木伸行はぐるぐる回るデカイバーベキュー肉さした棒で戦う。物凄くシュールである。そしてジャンプあるあるであるが戦う時の鈴木伸之はただの人間であるはずが車のドアに挟まれてグールの怪力で頭引っ張られても平気だし3階くらいから落ちても大丈夫。まあマンガだしな。

最初主人公が好きになる清楚な女は蒼井優だ(まあこいつはグールだな、っと出た瞬間わかるw)。普段は豪快なねえちゃんのイメージしかない蒼井優だけどあんなお嬢様的な雰囲気が出せることに驚いた。さすが憑依派女優。あれで終わってしまうのが実にもったいない。本性出す直前の少々Hになるところとかも最高。(山里亮太との結婚会見したばかり)

(C)2017「東京喰種」製作委員会(C)石田スイ/集英社

この映画、キャストは割と豪華で前述の俳優の他、主人公が窪田正孝、グール喫茶店の店員に佐々木希、親子グールの母親役に相田翔子が出ている。なんという俺得な映画。

真っ昼間に道路で戦ってるけど周りにだれもいない、相田翔子が大泉洋にやられるくだり、ここも見方によってHです。目をつぶってセリフ聞いてるとコカンに感じるものが・・。監督ここは狙いましたね。言わせましたね相田翔子に。このシーンだけでも見る価値ある。1時間15分頃のところです。「それだけはやめて」ってなにされちゃうのー?と思ったら肝心のシーンは音で誤魔化すという・・擬音で誤魔化すのはよくないって少年サンデーの漫画家入門書に書いてあったのになー。まあこのあたりは大人の想像力を働かせればいろいろ楽しめます。
子供のグールが雑にお引き出されていつの間にか不気味な大泉洋が横にいるシーン、グール達にとっては人間が怪物なのだという逆転化、おもしろいです。この怪物と人間の逆転化を扱った古典SF小説地球最後の男も面白いです。三回も映画化されてます。(最新のはアイ・アム・レジェンド/ウイル・スミス主演)”地球、最後の男”という題の映画のほうは全然別の話なので間違えないで。

大泉洋が子供を追いかけるシーンは一瞬で昼から夜になる。雑だなー、でももうここまで見てこれてるとギャグ映画の認識だから許すよ。
しかしこれだけグール視点の演出してるのになぜか一個もグールに感情移入できないのは僕が人間だからかな。

この映画CGにリアリティがないとよく書かれているがそれは急にグールの触手?がでかくなったりするからだと思う。物理法則を無視した拡大縮小は感覚的に嘘っぽいと感じてしまうんだろうねえ。このCG、20年前のアナコンダって映画のCGのようなチャチさがある。

ここまでなんだかんだ書いて来ましたが最後まで引っ張れるだけの魅力はあると思います。すくなくともCASSHERNやデビルマンの実写化のような破綻はしていません。進撃の巨人の実写化よりも良いと思いました。

続編も2019/7/19公開です。

©松竹

この続編の予告ではSAT?使用のMP5が出てるので火器はある世界のようです。

それから開き直ってギャグ路線になっているようですね。OK。

原作の漫画はこちらで読めます。無料試し読みあり

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