吉永小百合-こんにちわ、20才-花の恋人たち(映画レビュー)

映画 ドラマ
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こんにちわ、20才 1964年1月 小百合19才

 こんにちわ、20才

吉永小百合/石沢カナ子

笹森礼子/柴田澄子

田代みどり/石沢タマ子

高橋英樹/川崎豊

和田浩治/橋本三郎

進千賀子/友子

太田博之/大助

下宿生がその家の娘と結ばれる、「若い東京の屋根の下」と同じ設定である。小百合の家はなんと5人姉妹、上三人はそれぞれ母(轟夕起子)が下宿させた男をと結婚したという。残りは4女小百合と5女田代みどり。5人勢揃いも見たかったが上三人は結婚式の写真でしか現れなかった。小百合の家に下宿するのは医学生の高橋英樹だ。

桂小金治が親の笹森礼子は小百合の従兄弟。桂小金治は本屋の婿養子で笹森礼子ももう24才なので結婚相手探しに下宿生を迎えることにした。笹森礼子の家にきたのは高橋英樹と同じ大学の医学生和田浩治である。この映画はこの二組の恋模様をメインに進む。

しかし大学に下宿生の条件として学力優秀だの家が裕福だの付けていて学校側も真面目にその条件の学生を選んでいる。このころはこれが普通なんたろうか?しかも小百合の家は美人姉妹だとうわさが流れていて速攻で学生が飛びついていた。まさにWin-Win。

途中で小百合と高橋英樹が二人きりになってコタツに入っているシーンがあるが

この映画全編に流れる雰囲気はこのコタツの中のようなまったりした安定したアツアツ恋愛物語だ。特に笹森礼子と和田浩治は急速に熱愛になってすぐに結婚式を挙げていた。

風邪ひいた礼子を看病してる和田浩治。恥ずかしくなるくらい熱々。

さらに副次的なカップルとして田代みどりと太田博之

轟夕起子と清水将夫がある。

青い山脈で小百合とビンタ合戦した進千賀子は今回は高橋英樹の大学病院のナースで小百合の幼馴染として登場。高橋英樹を好きな子として小百合に花を持たす的な役柄。

後半いつもの意地っ張り小百合が登場してちょっとだけ波乱になりへそ曲げた小百合に高橋英樹が話がしに行くシーンでが百合が「泥棒猫!」と連発していくも高橋英樹が「好きだ」と告白したあと「どろぼうね…こ」と声色代わるいつものツンデレ小百合でした。

その後学祭で英樹と小百合がデュエット。

学生達が踊りだしすごく健康的で明るいハッピーエンドになっていくのだった。

 

花の恋人たち 1968年1月 小百合22才

花の恋人たち

吉永小百合/蝋山操

山本陽子/伊吹万千子

和泉雅子/仁村藤穂

十朱幸代/轟有為子

伊藤るり子/細谷和子

浜川智子/羽生与志

浜田光夫/吉岡忠男

山内賢/弓削士郎

小百合と山本陽子他、いつもの青春映画の面々が沢山でている豪華な映画。だったのだが…なぜだろう、光る海も同じように沢山でていたのだが、あまり面白くない。

女医のインターン学生役に日活の若い女優の面々がでていて一同が映る絵面は豪華だ。

主人公は小百合で相手役は浜田光夫(幼馴染設定)だがあまり出番がなく、うす味で小百合の性格設定も地味な感じでなんか弱い。小百合は家が貧乏で母ひとり子一人の家庭で育った境遇からAlbum等して自力で医学部に行っている。(アルバイトといっても町医者の雇われ診察なので時給はすごく良さそう。医学生は恵まれてる。ちなみにワクチン注射のバイトは1日15万だったという。一月ではない)

恋愛要素もいつもよりかなりうす味だ。他の面々の状況の話も入るので広く浅くになっていてどうも移入できない。女優達のプロモーション映画として見る文にはいいだろう。でもこんなだったら温泉にでも旅行させて全員の入浴シーンでも入れたらよかったのに。

小百合の後に山本陽子が映っている。なかなか貴重だ。

2/3以降は小百合母の奈良岡朋子の病気問題がメインになり煽り文句の明るいタッチにはなくなってくる。

なんか全体に漂う緊張感。ほのぼのさせてくれるのは山内賢と伊藤るり子のイチャイチャシーンぐらいである。

この映画では伊藤るり子かわいかった。

最後のほう故郷福島で母親の看病している小百合の元に学友レディースと浜田光夫が訪れ地元幼馴染の浜田光夫と小百合を残して「また東京に帰ってきてね」といいながらお別れして終わり。

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