吉永小百合-青い芽の素顔-闇に流れる口笛(映画レビュー)

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青い芽の素顔 1961年5月小百合16才(白黒)

青い芽の素顔


吉永小百合/山中みどり 川地民夫/高山誠 南寿美子/山中もも子(みどりの姉) 松尾嘉代/君枝(みどりの同僚) 中川姿子/幸子(みどりの同僚)

60分足らずだが小百合の若い美しさがギュッと濃縮されている。

川地民夫が人の善意につけ込むガールハントをやっていて「こいつは悪い奴だ、(完全な遊戯)みたいにレイ○されなければいいが…」と心配したがあんがい王道な恋愛ストーリー。裕福なブルジョア民、川地民夫とかとタダで車に乗って遊べると呑気な松尾嘉代だったが、女子大学生だと嘘ついて玩具工場の工員だと言い出せず、悩む小百合。

川地民夫との身分の格差を見せられたデートの後家に帰ってきて、夜寝る時、皆でドライブで歌った「おお牧場は緑』をほぼなにも知らない弟と歌う小百合にはうるうるする。

待ち合わせは公園で夜に待ち合わせてたりするもんでここでもまたチンピラに絡まれたりしないかとか要らぬ心配してしまう。

小池朝雄が絡んできたが比較的マトモなサラリーマン風で大事には至らず。

昭和っていいなあと思ってしまった青春映画でした。

闇に流れる口笛 1961年5月 小百合16才

闇に流れる口笛

吉永小百合/柿崎咲子 和田浩治/坂巻洋次(横溝三郎) 葉山良二/川村

少し前に見た抜き打ち三四郎とほぼ同じプロット。主人公の和田浩治は父の仇を狙いに横浜にやって来た。途中途中に口笛吹きながら出てくる葉山良二は最後は警官だと身を明かす。今作は金子信雄が芦田伸介の子分で天路圭子とともに車に乗せられて海に落とされる気の毒な死に方をする。特に視聴者がよく分からない内に子どもの姉の天路圭子(芦田伸介のクラブダンサー、裏の事情を見てしまったのだろうか?)は縛られて地下室に閉じ込められたており、

和田浩治が助け出しそうになるも助け出されず次のシーンでは海から引き上げられてるという気の毒さ。

 小百合はギャングの親玉の芦田伸介の娘役で和田浩治と少し絡むのだが、あまり重要でない役だ。

最初に金子信雄の店で和田浩治と出会う。

和田浩治にわざと冷たい態度をとられる公園の場面。

この映画ではあまり魅力が出てなかったように思えた。

ラストの地下室での銃撃戦は和田浩治の動きが凄くいいのだがスタントマンなしでやったのだろうか。(ローリング逃げとかメタルギアソリッドみたいな動きをする。)最後は芦田伸介も逮捕されて犯罪者の娘になってしまった小百合はどうなったのだろう。何気にシビアな映画であった。

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