芦川いづみ-街から街へつむじかぜ-しろばんば(映画レビュー)

映画 ドラマ
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街から街へつむじかぜ 1961年1月 いづみ 26才

街から街へつむじかぜ

芦川いづみ/北山美樹子 石原裕次郎/ 正木晋一 小高雄二/田村庄二 中原早苗/徳山冴子

今回裕次郎はドイツ帰りの医者で父で住職の宇野重吉のトモダチの遠野英二郎の経営する病院にまず開業する前の修行として行かされる。小高雄二は遠野英二郎の息子のダメ医者でいずみはその病院のナースである。

例によって病院は小高雄二の女関係他の、弱みを握られ地上げのためヤクザから立ち退きを迫られていた。そこを裕次郎がなんとかする話。 中原早苗は地上げの大元の大手不動産会社の社長令嬢で最初は裕次郎とよろしくやる。

だが悲しいかなやはり裕次郎の心はいづみにあり、またしても早苗の恋は悲恋になるのであった。中原早苗はいつもかませ犬的配役で実生活でも監督の深作欣二と結婚したものの深作の松坂慶子や荻野目慶子とかの不倫に悩まされ、安寧した人生ではなかったように思う。早苗はもう少し背が高けれはちよっと人生が変わっていたかもしれない。

しろばんば 1962年11月 いづみ 27才

しろばんば

芦川いづみ/伊上さき子 島村徹/伊上洪作 北林谷栄/おぬい婆ちゃ

原作井上靖の文芸作品、ほぼほぼばあちゃん役の北林谷栄と子役の島村徹の二人が画面を占領してる。(まあ井上靖の子供時代の自伝なので)北林谷栄の演技が上手くて飽きずに見入ってしまう。主題としては昔の田舎の人間模様。しかし大正時代って運動会の石ころ道走る長距離走も小学生みんなわら草履で(中には裸足も)走ってたんか、考えられない。当時の人達はみんな足の皮が厚かったんだろうなあ。(ちなみにいつも裸足で稽古してるお相撲さんは一センチくらい足の皮が有るそうです。)いづみは本家の娘、主人公洪作のおばとして登場。小学校の教師となって東京から帰ってくる。

劇中童謡をよく歌い、明るいが、

しかし同僚の教師との間に出来ちゃった婚になる上に結核で死んでしまう。

「箱根の山は天下の険…」が郷愁を呼ぶ。

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