笹森礼子-俺の血が騒ぐ-帝銀事件死刑囚(映画レビュー)

映画 ドラマ
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俺の血が騒ぐ 1961年1月 礼子20才

俺の血が騒ぐ

笹森礼子/宮沢節子 赤木圭一郎/笠原邦夫 沢本忠/笠原明

これはなんて言うんだろう倒置法?最初にラストシーンがきてつぎにその前の時間軸になって最初のシーンに至るまでの過程が描かれる。

礼子は赤木圭一郎のこ○された父の友人の船医(小沢栄太郎)の娘として登場。

赤木圭一郎と沢本忠雄は兄弟。そして小沢栄太郎の家に住まわせてもらっている。

礼子の出番は少く、南田洋子のほうが出ずっぱりだった。そして珍しいことに礼子は沢本忠雄のほうとくっつくのだ。

他の映画とかでもなぜか木登りシーンが多い赤木圭一郎が木登りをして礼子と澤本の仲を知ってしまう。

赤木圭一郎が父の仇を探すのがメインストーリーで意外な人が犯人だった。(途中からバレバレなんだが)。

帝銀事件死刑囚 1964年4月 礼子 24才

帝銀事件死刑囚

笹森礼子/正枝 山本陽子/英子 信欽三/平沢貞通 内藤武敏/武井 

やはり実録物は面白い。なんというか世界びっくりの再現フィルムのような作り。よくテレビのスペシャル物や本とかで平澤死刑囚疑惑について語られることが多いがこれ一本見れば全部映ってる。というかこの映画パクっただけでないのか?と思われる。731部隊にしても昭和39年でかなり詳しく取扱ってるし、あとで731部隊の本がベストセラーになった森村誠一はそれを盛っただけなんじゃないかと想ってくる。

礼子は山本陽子と共に被害者の生き残りとして事情聴取を受ける場面とかで何階も出てきていた。

それどころかこの映画の主役の事件新聞記者と結婚までしていた。

平澤死刑囚役の信欣三が絶妙な精神異常者の役を上手く演じていた。戦後は米国に好き勝手におおっぴらにやられてたんだなあ、イマは少し裏に回っただけなんだなあとわかる映画。

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