非行少女 1963年3月 雅子15才(白黒)
和泉雅子/北若枝 浜田光夫/沢田三郎 香月美奈子/沢田由美子
これは以前にテレビで放送した時最後の喫茶店のシーンだけしか見てないやつでかなりの名作と聞き及んでいたので見てみたら…いやー重い重い、これでもかこれでもかと雅子と浜田光夫にどんどん不幸が襲い掛かる。雅子は周囲からズベ公と陰口を言われる不良だが、映画のなかで美少女扱いであり、「べっぴんやな」と言われるシーンが6,7回くらいある。

気づいたら髪をこんな風に伸ばしてる雅子はあまり見てないかも。

海辺で水着になるシーンも
貧困のなか雅子が働いた盗みや家庭の事情などで浜田光夫がもう別れようといったあと浜田光夫の住み込みの鶏小屋の中で浜田光夫からの手紙を燃やしてて危ねーなーと思ってたら案の定火事になって大騒ぎになる。鶏に火をつけて走らしたりして今じゃあ動物愛護団体から確実に訴えられる演出。
おまけに雅子の母親が病死して病院から家に帰ったら父ちゃんが早速別の女を家に入れて✕✕してて、泣きながら雅子は家出する。とにかく悪くなる一方。
ここまででまだ映画の半分。
冬季鬱かしらないが僕も少し鬱になっているところさらにズシンと鬱化。
ところで浜田光夫が住み込みで鶏の世話する家の娘(佐藤オリエ?)と浜田光夫がいい感じに少しなるがここが唯一のほっこりするシーンだ。

その後雅子は教護院に入れられ、浜田光夫は兄の小池朝雄に頭を下げ兄の工場で働くようになる。雪の日に浜田光夫が雅子に会いに来たりして少し映画は回復の兆しを示す。

最後は雅子が大阪に働きに出ることになり、浜田光夫行くな行くの大泣きの押し問答を例の喫茶店のシーンで展開して結局雅子は大阪へと旅立つのであった。
若くて悪くて凄いこいつら 1962年9月 雅子20才
和泉雅子/寺田新子 高橋英樹/納屋浩 和田浩治/松村俊夫 山内賢/綾小路和正 清水まゆみ/黛悳子 葉山良二/加藤匡
主演高橋英樹、雅子は和田浩治と共に最初から大学生の仲間なのだが冒頭から和田浩治に高橋英樹がうんてんして走るオープンカーの後ろで和田浩治ににレイ○されかけている。抵抗したので服を剥ぎ取られて路上に放置され、富豪の草薙幸二郎に拾われてそこから汚職を背景にした事件に高橋英樹グループが乗り出して行く。

富豪の行方不明の娘役に進千賀子がでていた。記憶喪失役なのであまりセリフは多くない。

清水まゆみは定番の気の強い裕福な娘でオートバイのりまわしている。

最後のほうになって和泉雅子がタオル1枚になるシーンは色気ある。

なんというか題名通りの明るい不良の話である。
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