十朱幸代-北国の旅情-陽のあたる坂道(映画レビュー)

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北国の旅情 1967年1月 十朱幸代 24才

北国の旅情

十朱幸代/金井由子 舟木一夫/上村英吉 山内賢/河原健二 長山藍子/とし

大学生の十朱幸代が故郷(群馬と長野のあたり?霧積温泉の旅館へ行くという描写あり)に帰り地元の酒造会社の御曹司の山内賢と結婚することになり、追いかけて舟木一夫も行く。そこで起こる騒動の話である。

画像は霧積温泉に遠野英二郎に行かされた十朱幸代が夜這いをかけた山内賢から逃げたところ。なんとなく色っぽい。

主演ということもあり、かなり十朱幸代がしあがっていた。ところでこの映画「男はつらいよ」TV版さくら、後に橋田千賀子ドラマでもよく出ていた長山藍子(当時25才)も十朱幸代の風呂屋の手伝いとして出ていて舟木に惚れる割とセリフも多い役だ。むしろ僕ならこっちを好きになってしまいそうだ。

途中で舟木一夫が十朱幸代の妹をおんぶしてスキーで滑り降りるシーンは八方尾根スキー場だろうか、あそこはデカくて雪質もいいです。

しかし、ポスターには橘和子の名前があり、他のスチール写真も橘和子が大きくでているのに実際には出演していなかった。なにか齟齬があったのだろうか?

サムネイルの左から十朱幸代、舟木一夫、橘和子、その隣右端の男はよく見ると山内賢ではない。なんだろう当初の脚本では舟木と一緒に橘和子と隣の男も一緒に北国にやってきたストーリーだったのだろうか?ちなみに調べたら映画用予告編にも橘和子がでていたとのことだ(アマゾンの予告には出てなかった。)当時は予告用の映像だけ先に撮ったのだろうか。。。。というかジャケ写見て橘和子の映画だと思って見始めたのだったら出てなかったという。。

陽のあたる坂道 1967年7月 幸代 25才

陽のあたる坂道

十朱幸代/倉本たか子 渡哲也/田代信次 山本圭/高木民夫 早川保/田代雄吉 恵とも子/田代くみ子

石原裕次郎の同題名の渡哲也でのリメイク版である。裕次郎のは3時間の大作であったがこちらは1時間50分ほど。でも裕次郎版での主要エピソードは全て盛り込んである。渡哲也の場合、裕次郎より影があるためちょっと暗い感じになっている。もともとドロドロした話なので重いところがある。渡哲也の場合隠しきれない乱暴な感じが出て、五郎が見え隠れしてます。

十朱幸代は渡哲也の足の悪い妹の家庭教師として裕福な渡哲也の家にやってくる。

最初はゲスな渡哲也の兄貴(早川保)と付き合うが真実を見抜き、最後は渡哲也とラブラブになります。渡哲也の父親違いの弟、山本圭は前回の同役の川地民夫と違ってインテリな大人しい感じで、前回の不良ロカビリー歌手から今回はグループサウンズのボーカルになってる。時代の流れだねえ。アクションは苦手らしくケンカするも直ぐに哲也に負かされて「アニキー!」と完落ち。まあ、でもこれはこれで良かった。

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