松原智恵子-俺にさわると危ないぜ-地獄の夜は真紅だぜ(映画レビュー)

映画 ドラマ
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俺にさわると危ないぜ 1966年2月智恵子21才

俺にさわると危ないぜ

松原智恵子/沢の内ヨリ子

小林旭/本堂大介

西尾三枝/フユ子

加茂こずえ/ヨシ江

浜川智子/ナツ子

北アケミ/アキ子

 

智恵子衝撃の露出作。

始めカラフルな衣装に身を包んだダンサーの映像から始まる。このダンサーは本編にてニンジャーズとしてくノ一軍団として始めは旭の敵として、後半からは共闘する。

旭はカメラマン、智恵子はスチュワーデスとして登場する。

旭は日本に着いた早々智恵子を誘い出すことに成功、ロマンスナイトを過ごす。(この時点では健全な付き合い)

ニンジャーズと謎の国際組織が智恵子を狙ってくる。次第に智恵子の父の亡き陸軍参謀が隠した金(ゴールド)が目当てだということが分かってくる。

開始早々謎の組織に智恵子は誘拐され旭は智恵子奪還に奔走する。この過程で旭はくノ一の一人とベッドを共にする。忍法タコツボで旭のち◯ぽを出せなくしてやられそうになる。

この後なぜか智恵子は一人で脱出したところで旭と偶然街で再開(^^)

智恵子から父のことを聞いたり一緒に料理作ったりして過ごしたあと旭は知り合いの外人ジャーナリストと逢ってる間にまた智恵子さらわれる。

旭が謎の組織に智恵子を助けに入ったところで最初の智恵子の下着登場。

ここでは謎の白ペンキ拷問をうける智恵子。

さすがに水性絵の具でやってんだよね。ホントのペンキならしゃれにならんぞ。

(布石で金粉ショーを見ながら旭があれは長く経つと皮膚呼吸できなくて死ぬんだとのセリフあり)金塊の場所を言わないと智恵子が死ぬと脅されて旭は智恵子の父の日記の表紙裏に地図があることを告げる。その後なんとか智恵子を助け出したと思ったが一緒に車に乗った女はニンジャーズの一人だった。智恵子はまた謎の組織に連れ去られたと告げる女。後から追ってきた組織によってこの女はすぐしんでしまう。なかなか強引なストーリー。

この辺りから旭とニンジャーズは協力し合うようになる。

智恵子が囚われている島(金塊の隠し場所)に旭がニンジャーズと共闘して助けに入るがもう金塊の箱は取られて智恵子は別荘に移されてしまっていた。旭は敵のヘリコプターを旭の下宿先の忍者の子孫の左卜全から貸してもらった大筒で撃墜する。

旭とニンジャーズの一人アキ子はゴムボートで島を脱出して智恵子救出に向かう。ここで二度目の下着姿。だがこれは白ペンキの前に撮ったものだろう。今度は智恵子に電線がまきつけられており、5000ボルトの電流を流すぞと脅され旭は銃をすてる。

ここで実は外人ジャーナリストが黒幕だったと正体を明かす。「さあダンスを踊れ」とショーンコネリーの声の吹き替え(若山弦蔵?)で言うと旭と敵の殴り合いが始まる。危ないところでニンジャーズの最後の一人から助けが入る

旭は敵をすぐ下の水溜まりに落として電流プラグを浸けて敵を感電死させる。なぜか真っ赤に染まる水溜まり。

そして智恵子を助け出す。

ニンジャーズは次々と死んで行ってしまい、ニンジャーズは沖縄の女達で金塊は戦争末期に日本軍が沖縄の人から徴収したものでそれを取り返しに来たのだとわかる。

戦い済んで金塊の入った箱を開けると戦時中の紙幣の束だった…(昭和21年2月25日の新円切り替えという政策により旧紙幣は使えなくなっていた。。なんか2024年の渋沢栄一の紙幣切り替えでこれが強行されるという都市伝説界の噂があります。)

戦いすんで智恵子がまたスチュワーデスとして飛行機へと行く途中、旭に「どうしても聴きたいことがあるのあの女と愛し合ったの?」との問に旭は「嘘は言えない一回やった、許してくれ」と答えると「じゃあ特別に許してあげるから目を瞑って」と言い、旭がキスでもしてくるのかと目をつぶると、「ボコッ!」と智恵子は右ストレートを旭の顔に叩き込むのだった。あの不意打ちの拳は効くだろうなあ。

拳を構える智恵子

地獄の夜は真紅だぜ 1962年9月智恵子17才

地獄の夜は真紅だぜ

松原智恵子/三田光子

小林旭/勝見伸二

白木真理/久美子

佐々木孝丸/大町団長

近藤弘/三鬼

川地民夫/尾崎

 

智恵子はサーカスの一員で父と二人で丸籠の中を走るバイクの芸をしている。(この芸の名前が「地獄の夜」)しかし父は何者かに撃たれ死ぬ。そこへ船を降ろされた旭がサーカスに入ってくる。サーカス団のマネージャーは北上夜曲で智恵子をレイプしたあの近藤弘だ。(智恵子逃げてー)

サーカス団はヤクザから薬を運ぶ隠れ蓑として利用するために狙われてる。というか何人かヤクザに取り込まれていて馬の飼い葉に紛れて薬を運んでいた。だがまだ団長には知られてなくてヤクザは完全にサーカスを我が物にしようとする。

当然旭と智恵子は仲良くなる。智恵子と同じバイクの芸をする川地民夫は旭に嫉妬。同じように旭に一目惚れの白木真理は智恵子に嫉妬するのだった。

智恵子は父の形見のなにかの革製品(ベルト?)を旭にあげた。

サーカス団は複雑でヤクザの手下と麻薬捜査官も潜入していた。実は智恵子の父も薬をやっていて旭に渡した革製品の中に隠し場所のロッカーの鍵が入っていた。終盤戦麻薬を巡って旭、ヤクザ、麻薬捜査官のあいだで戦いとなる。白木真理の嫉妬で旭の警告を智恵子に伝えないせいで一時智恵子はヤクザに捕われてしまうが旭に助け出された。丁度車で通りかかり、警察に連絡したところだという近藤弘の車に智恵子を預けた。

お、今度はいい役をやっているのか近藤、と思ったのもつかの間、実は近藤もヤクザの手下であった。2分後智恵子を伴って悪の側で現れる。この時なぜか旭も瞬間的に捕まっていた。

この辺の出入りの場面、なんか編集を間違っているのか今まで自由に戦っていた旭が次の瞬間縛られていたりと場面の繋ぎがめちゃめちゃだった。最後のほう、あの人もこの人も実は麻薬捜査官だったりとかどんでん返しの連続となる。

オーラス、ラスボスの外人を旭の協力で逮捕する。旭の兄も麻薬捜査官でかつてサーカス団に入り込んで殺されていたのでもともと仇討ちの目的で旭はサーカス団に入ってきたのだった。旭を智恵子を川地民夫に託して、麻薬捜査官へのリクルートも断ってまた流れていくのだった。最後、金髪娘の麻薬捜査官(後ろ向きライフル射ちのねえちゃん)の意味ありげな残念そうな視線を受ける旭。モテモテやねー

 

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