松原智恵子-一石二鳥-城取り(映画レビュー)

映画 ドラマ
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一石二鳥 1961年2月 智恵子16才(白黒)

一石二鳥

松原智恵子/長門裕之/池田修一 田代みどり/咲子 益田喜頓/池田五平 宮城千賀子/小春 佐野浅夫/鱶山(鱶山組の組長)

これは面白いコメディだった。セリフ等にニヤニヤしてしまう要素がたくさんあった。佐野浅夫が「人間ウソをつかないやつはいない」と言う通り、登場人物がうそばっかり言ってる。小料理屋小春の場所を聞いた出前持ちは「知らない、交番言って聞け」と言われるが小春に入って鍋焼きうどん出前してくるのはその出前持ち。「舶来品のウイスキーなんかありません。」といった直後に長門裕之がくる「と舶来品のお酒2階から持ってきて」と言ったり、ヘリで東京遊覧しているとき益田喜頓が 宮城千賀子へ「ヘリコプターは2番目に好きな乗り物です」といい、「あら?一番は何ですの?」「やだなあ、マダム、知ってるくせに・・」と益田喜頓が残念そうに言うw。

智恵子のクレジットはその他大勢の枠であり、出てくるところは宮城千賀子がママになってる小料理屋のホステス役で二ヶ所くらいしか出てこないが出てくるとキラッと光っていた。

小料理屋って店の女の子が席まで行って客の相手するの?

そして、びっくり、ロングの髪が腰まであるじゃないか!

まだデビュー一ヶ月目、名古屋から出てきて直ぐの頃だろうか素人の頃に腰まで伸ばしたのであろう。個人的に腰まで髪がある人は個性的な性格の人が多かった。やはりスターはちがうのう。話は60分でサクッと見れる、智恵子デビュー年17作ある内の1本でした。

城取り 1965年3月 智恵子20才(白黒)

城取り

松原智恵子/摩耶姫 石原裕次郎/車藤三 千秋実/俵左内 中村玉緒/お千

裕次郎プロデュース作品ということでたくさん金かけたんだろうなあ。やっちまったなあ。歴史物は大好きな僕も正直面白く無かった。砦を調略して落とそうという話だが別段面白い計略があるわけでなし、現代劇の裕次郎節がそのまま出てくるので歴史物という感じもしないし、アクションは鉄砲や、槍相手にに兜もつけない裕次郎がばったバッタと薙ぎ倒すので逆にシラケる。中村玉緒がなぜか戻って死ぬプロットも訳わからん。最後のほうの裕次郎の分身の術みたいのは意味分からん。

智恵子はもう、ほんの少ししか出てこない。

またしても盲目の役のお姫さまの智恵子。智恵子はケバくすると逆に映えるよねー。なぜ建設途中の出城にわざわざ智恵子がいるのかも謎だ。

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