鉄火場慕情 1970年2月智恵子25才 梶芽衣子23才
松原智恵子/相馬節子
梶芽衣子/お杉
田村高広/小田切清二郎
時はまたまた昭和初期。組の娘智恵子。組の親分の親父はこ◯し屋にこ◯され、できの悪い弟をかかえている。普段は芸者をしている。
これは一応智恵子単独主演作である。そのためかメイクを頑張ったのかすごく綺麗に映っている。
あーでもやはり髷より現代的な髪型のほうがよいなー
相手役はいつもの日活ファミリーではなくフリー役者の田村高廣。田村正和の実兄、阪東妻三郎の息子である。ポルノ移行期の混乱期で新風を入れようとしたのだろうか。(その後日活はにっかつとなりポルノに移行、その後会社更生法適用してその時にっかつ株3000株を買っていた僕の90万円が消えるのである。)
既に梶芽衣子に改名後の太田雅子も出てきて朝鮮から田村高廣を追って日本の霞ヶ浦まできた。しかし悲しいかな梶芽衣子はここでも智恵子の当て馬、芦川いづみの中原早苗的立ち位置。
しかも智恵子の当て馬適用立ち位置はTVドラマでも引き継がれており、気位高そうな梶芽衣子には辛かっただろう。
梶芽衣子は女賭博士役。イカサマがバレて吊るされて竹竿でしばかれる場面がある。
露出が少なすぎである。やくざなんだからもう全裸にしないのだろうか。
てなわけで智恵子の養父をこ◯したヒットマンは田村高廣ということが智恵子にもバレて映画ラストは敵の組の親分深江章喜一派と田村高廣、智恵子の組の若頭内田良平らのドスを持った乱闘となって綺麗さっぱりみんな死んで智恵子が組の跡目を継ぎ、水曜ロードショーみたいなラストシーンで終わる。
ギター抱えたひとり旅 1964年12月 智恵子19才
小林旭主演渡り鳥シリーズとは違うみたいだ。智恵子は小林旭が追う兄の仇の辺見(芦田伸介)の娘として登場。
バレエをやってて、さらに幼稚園教諭でもある。「福音ルーデル上諏訪」と看板がある幼稚園だ。キリスト教系の幼稚園教諭らしい。
バレエをやってるとあってなかなかいつもと違う衣装、メイクででてきます。
練習時のタイツ姿の智恵子(中央薄ピンク)
バレエの発表会での風景。珍しいデコルテわきだし
智恵子ってやはり濃いメイク似合うんだよね。綺麗!もっと真っ赤な口紅つけてほしい。
お話は最後小林旭と芦田伸介のダイス対決になり仲良く上諏訪の街を出ていく。小林旭は唐突に馬に乗って去っていった。
コメント