笹森礼子-拳銃無頼帖_明日なき男-嵐を突っ切るジェット機(映画レビュー)

映画 ドラマ
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拳銃無頼帖 明日なき男 1960年12月 礼子20才

拳銃無頼帖 明日なき男

 笹森礼子/道子 赤木圭一郎/抜き射ちの竜 宍戸錠/コルトの譲 南田洋子/スミ 藤村有弘/有村 水島道太郎/辻堂

今回2回目の視聴。思えばこの映画でアマゾンが日活映画のラインナップ揃えていたことを知ったのだった。この映画の礼子は声が変だ。かすれ声。とくに藤村有弘の邸宅のセットのシーン。体調悪かったのだろうか。

最初に見た時は日活俳優陣の知識がほとんどなかったが、今改めて見直すと藤村有弘はかなりの熱演していた。赤木圭一郎は

かなりかっこいい。セリフや筋立ては少年漫画そのもの。最後の2人で撃って相討ちかと思いきやその後ろの敵を撃っていた。まあ、アルアルなんだが赤木圭一郎の豪快な高笑いで吹き飛ばしてしまう。

礼子は藤村有弘の妹という設定でずっと進むが最後のほうで実は戦争孤児だったのを藤村有弘が非合法に妹にして育てたとわかる。さらに藤村有弘はEDで礼子と結婚もセ○スも出来ず、その暗いコンプレックスから悪の道へ、礼子はただの人形とされていたのだった。

この設定、野良猫ロックでもあったな。こういうセクシャル接待が珍しいという健全な会社だった日活がなぜポルノ専用会社へと行ってしまったのだろうか。渡哲也でなくとも残念である。

嵐を突っ切るジェット機 1961年11月 礼子21才

嵐を突っ切るジェット機

笹森礼子/杉江マキ 小林旭/榊拓次 葉山良二/榊英雄

航空自衛隊、ブルーインパルスのジェット機パイロットに小林旭がふんして飛行機に関する物語。航空自衛隊協力の元、飛行シーンや基地内でのシーンあり。当時のブルーインパルスの使用機体はF86セイバーで珍しいエンジン整備のシーンがある。

なんとF86のボディを半分に分割してエンジン剥き出しで整備している。考えてみれエンジンの回りに機体と翼取り付けただけなのでこうなるのか、さすがアメリカの発想は違う。

小林旭の兄の葉山良二は元日本軍の戦闘機パイロットで小さな航空会社(と飛行場)経営してセスナによるビラ配りなんかをしている。礼子はその会社の営業をしていて、チャキチャキした役。

珍しく声を荒げる役

ジェット機とあるがF86が出てくるのは最初と最後の方だけ。主にセスナ機が飛ぶ。題材が難しいのか散漫なストーリーだった。最初のブルーインパルスの機体が墜落したのは実話です。

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