芦川いづみ-憎いあンちくしょう(映画レビュー)

映画 ドラマ
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憎いあンちくしょう 1962年7月  いづみ 26才 ルリ子22才

憎いあンちくしょう

芦川いづみ/井川美子 石原裕次郎/北大作 浅丘ルリ子/榊田典子

なかなかに凄いとは思うのだがなにか微妙でもある。この映像にも表れている。

ルリ子の下着姿だー!と思うのだがもっさりしたパンツを履いていてなんか不完全燃焼なのだ。そこはスッキリパンティーにしてくれよと思う。ちなみに2回同じ下着姿を披露します。

すっかり売れっ子になったタレントの裕次郎が忙しすぎて投げ出したくなり、芦川いづみが無報酬で募るジープを東京から九州まで届ける旅を僕がやると言い出してスケジュール引っ張り出して走り出す。 

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自分のテレビ番組に呼んだいづみの呼びかけに答える裕次郎。

そこからロードムービーになり、真夏の中オンボロジープで走る裕次郎に外車オープンカーで追いかけるマネージャーのルリ子。なぜか雨がふっても幌をかけないで走る場面が何度も出てくる。

最後の方で博多の祭りの群衆にルリ子がもみくちゃにされるのをそれまで無視してきた裕次郎が助けにいくのたが、どうも感情移入できない。そもそも警察が通行止めにするから車で入れんだろ?とか色々粗を見つけ出して消化不良。

これはやはり昭和37年当時でみると感動したのだろう。

金門島にかける橋 1962年11月 いづみ27才

金門島にかける橋

芦川いづみ/高木かおる 石原裕次郎/武井一郎 二谷英明/松阪和男 華欣/楊麗春 

いづみは最初は製薬会社の社長令嬢で裕次郎の恋人としてでてくるが、裕次郎があっという間に台灣人を好きになり、別れてしまう。

それにしても台灣との合作だから台灣人女優と恋仲になるのはよいにしてもその友達の台灣人のほうがかわいいとはどういうこと?いづみは台灣まで裕次郎をおいかけてくる。あんな積極的な役は初めて見た。なんかぐだぐだな感じで進んでいくけど最後のほうになって米軍払下げと思われるLSTとLVT,さらに駆逐艦?の本当の斉射シーンが入ってるのはびっくりした。日本が大発で上陸作戦するのに対してアメリカはあんな水陸両用兵員輸送戦車の大群で上陸してくるんだもんなあ、そら負けるわな。

なかなかの迫力のラストの上陸作戦シーン

なぜか女二人もLVTに乗って戦火の中金門島に上陸してた。なんか脚本強引過ぎた。

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