探偵事務所23銭と女に弱い男 1963年7月 礼子23才 ナオミ25才
笹森礼子/千秋 宍戸錠/田島英雄 星ナオミ/万里
大薮春彦原作をまるまる映画化したのか、人間関係が複雑だ。オリンピック級の射撃の腕をもつ宍戸錠と小池朝雄の絡みが伏線となる。
探偵事務所23シリーズは星ナオミの出番が多い。セリフも多い。最初は敵グループだったが宍戸錠に彫れて味方にまわる。映画後半に差し掛かる頃ビキニになって宍戸錠と砂浜へ出る。
しかしこのあと出てこない。それは…
笹森礼子は宍戸錠の探偵事務所の秘書ということだが潜入捜査もする。
それにしてもカラーにしてほしかった。
拳銃無頼帖 不敵に笑う男 1960年8月 礼子20才 小百合15才
笹森礼子/佐伯博子 吉永小百合/壇則子 赤木圭一郎/早射ちの竜（壇ひろし） 宍戸錠/コルトの謙
やっぱり礼子、赤木コンビの映画に外れなし。最後まで飽きずに見どころ満載の映画です。礼子は赤木が務所にいる間にこ○されたもと恋人の妹として登場。
赤木はスーパーマン的な危機回避能力と射撃の腕前で活躍。宍戸錠は相手方の組織に雇われたガンマン且つ宝石鑑定士として登場。宍戸錠は最後までいい人でした。
星ナオミは今回はセリフなしのキャバレーの踊り子でのワンシーンのみでした。
右から二人目が星ナオミ
そして赤木の妹役の吉永小百合。赤木の昔の舎弟分の青山恭二の恋人として同じボロアパートに住んでいるのだが、始めて画面に出てきた時はハッとする。
まだ中学生の小百合。「結婚するまではお互いに綺麗な体でいる」というセリフにホッとしてしまう。
始めは姉の死の原因となっていた赤木を嫌っていた礼子だったが最後は赤木と一緒に金沢をはなれることになった。
最後まで良い人だった宍戸錠が全てを始末したうえ、背負って逮捕されていった。
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