芦川いづみ-日本列島-清水の次郎長(映画レビュー)

映画 ドラマ
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日本列島 1965年 5月 いづみ30才

日本列島

芦川いづみ/伊集院和子 宇野重吉/秋山 二谷英明/原島

いづみは元陸軍中野学校出の父がいたが今は行方不明。いづみは小学校の先生。

映画の主題はCIAと中野学校の元工作員の絡んだ事件を追う宇野重吉。(宇野重吉の立場は米軍基地で通訳的な立場)まあ、とにかくよく分からん筋だった。最後のほう、いづみの父が沖縄にいるらしいとの情報を得て宇野重吉が向かうが何者か(CIA?)に殺されたという報告を聞いていづみが目一杯叫ぶシーンがある。

「あ、あー!」

清水の暴れん坊 1959年9月 いづみ24才

清水の暴れん坊

芦川いづみ/戸川令子 北原三枝/児島美紀 石原裕次郎/石松俊雄 赤木圭一郎/戸川健司

今回いづみと赤木圭一郎は姉、弟であり、終戦直後に裕次郎に世話になった過去を持つ。まだ赤木は新人なのだが準主役的な役どころ。

題名だけ見るとやくざものかと思いきや裕次郎は放送局の社員で清水出身の次郎長という名前。赤木はやくざの組員になっており、裕次郎がその麻薬ルートを暴くために色々変装したりする。前半はコメディ色が強いが後半に行くにつれシリアスになっていく。裕次郎が最初から最後までカッコよく描かれるPV映画だ。やくざも裕次郎相手だとほぼ素手だけど赤木は汽車に欄干から飛び込ませてこ〇させようとしたりなかなかな格差がある。アクションはすごく予定調和だ。たしかにこんな映画ばかりだと裕次郎本人も飽きてしまうだろう。

北原三枝はいつものように会社のやり手のBG、しっかりものとして裕次郎をけしかけたり心配したり。家はもちろん金持ちで住処のないいづみを泊めてあげたりしている。

この映画のヤクザの幹部は中国人で日本人がいいように使われている。最後は赤木圭一郎がこ〇されそうになり、いづみも人質に取られてこ〇されそうになるが赤木は交番まで行って警察に救援を頼むでなしにお巡りさんからすんなりと拳銃を盗み、100人以上の警察に囲まれ大ごとになるが裕次郎が説得するのであった。

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