羽月ちゃんのことである。とてもやりきれない事件。
2017年も暮れようとしている今、自分の中で一番心に刺さった出来事といってもいい。なかったことにしたいが忘れてはいけないこと。
この件は出張で泊まったホテルでテレビつけたときのニュースで知った。5月頃だ。めんどくさくて高圧的なしつこい客を相手にするいやな出張だったのだが終わってみれば一番衝撃で鬱だったのがこのホテルで見たニュースだった。。(詳しい内容は”羽月ちゃん”でググルと出てきます。不憫すぎて書けません)
3歳女児を虐待死させた事件の公判が開かれて判決が出たというニュース。母親は6年の刑期だそうだ。
画面に羽月ちゃんの写真が流れる。ちょこんと俯いて正座させられている写真がでる。他はブランコに乗ってポケッとした顔、親と一緒のレストランで片手を丸くして望遠鏡つくって撮影者を見てる写真。うつむいて目にあざつくって泣きそうな顔している写真。(僕の場合これがフラッシュバックする)
この写真は母親の職場(キャバ)の同僚が撮ったそうだ。
自分も子供がいる、3歳なんて一番かわいいときで、まだ幼稚園にも行ってなくて子供の中では99%親が全て。それなのに、
3歳だと少ししゃべれるようになっているときで、ウソのない心の声で接してくれる時、そんな時に自分をころして正座しなきゃいけないなんて、どんなに苦しかっただろう。
3年の人生で楽しかった時ってなんパーセントくらいだったのか、ほんとに何のために生まれてきたのかわからない。
本当に天国で幸せになっていることを切望します。来世があるならまともな親を絶対選んで。
同僚のインタビューでは最後のほうはなに言っても反応がないくらい心を閉ざしていたそうだ。
一緒にうちの子と育ててあげたいくらいだよ。
あと思うのがこの母親前の夫と離婚して共犯の男と同棲してたそうなんだが、前の夫に関しての報道がなにもない。いったい何やってんだろう、怒りがこみあげる。
祖母は泣き崩れたとかの報道を読んだ。母親と祖母はほぼ勘当状態だったらしい。
ほんとに周りの大人はなにやってんだか。
これ書いてる途中でも涙でてしまった。
この事件は忘れないだろう。
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