山本陽子-錆びたペンダント-東京は恋する(映画レビュー)

映画 ドラマ
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錆びたペンダント 1967年9月 陽子24才

錆びたペンダント

山本陽子/加賀圭子 渡哲也/志野英次

冒頭に山で渡哲也と山本陽子が出会って後に新宿の飲み屋でまた出会う。そこにやくざと山本陽子の兄役の木村功が二人の恋路を邪魔してくる。今回山本陽子は割と明るくてシャキシャキした感じの性格だ。けど、もっと感情を出していってよかったんじゃないたろうか。

山本陽子のほか橘和子も出ているけど、セリフとなくて、多分この青い服の子

画像下で寝てるのが山本陽子。

しかし、この映画カラーだけど画質が悪い。ぼやっとしている。なので山本陽子の水着姿がカラーで見られるけどなんかぼやけてる。

渡哲也が木村功の策略で刑務所に2年入って復讐の鬼となって出てくる。なんだかんだあって山本陽子が500万円偽兄の木村功から盗んで渡哲也のアパートに持ってきて「もう帰る家がないの」と言ったところはぐっときたね。それでも渡哲也は綺麗事言って受け取らないし陽子と寝たりもしなかった。(この映画ではいつものやくざではなくいいところの次男の役とだから?)

最後の収拾の仕方はいつもの警察介入エンドパターンだ。

東京は恋する 1965年9月 陽子22才

東京は恋する

山本陽子/遠山玲子  伊藤るり子/緒方ミチコ 舟木一夫/塚口明男 和田浩治/三村健次   田葉山良二/所文太

サムネイルとかでは伊藤るり子と舟木一夫が写っているが恋人同士ではなく舟木の片思いであり伊藤るり子は和田浩治の恋人である。よくあるパターンの雨宿りしてたら偶然るり子と舟木が同じ屋根の下に入って舟木が一目惚れする。

しかしるり子は舟木の友達の和田浩治の恋人であった。使い古された田舎から今回はじいちゃんばあちゃんが出てくるから和田浩治のかわりに一日だけの恋人役を舟木がやることになる。

伊藤るり子は笑顔でぶりっ子してるのがチャームポイントだと思うのだがなんか困り顔ばっかりでどうもスッキリしない。舟木との会話も終始敬語であり、よそよそしく、フラストレーションが貯まる。舟木が和田浩治のバンドで歌って映画に花を添えるのかと思いきや結局歌わない。(またイライラする。)正直全体的にだるい映画だ。

山本陽子はナイトクラブ経営者の娘役でバンドデビューしたい和田浩治がクラブに出演させてもらいたくて陽子にかしずく。和田浩治とのデートで色気がないセパレートの水着を披露する陽子。

和田浩治率いるバンドは一応受けるがバンドメンバーがプロになるのは怖いといって解散する。(またまたイライラする。)

私の顔を潰す気か?と山本陽子に怒られる。

結局最後は舟木の計らいで和田浩治とるり子がよりを戻す。どうみてもるり子は舟木が自分を好きだから色々世話焼いてくれるのは判っているくせに和田浩治に戻っていってしまい、舟木は告白もせず。(すみませんと言って和田浩治のアパートへいくのが舟木が好きだと判っている証拠)

全く最後まで煮えきらない映画だった。と書いたが、これ何回か見ると味がでてくるかもしれない。

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