芦川いづみ-出撃-鉄火場破り(映画レビュー)

映画 ドラマ
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出撃 1964年4月 いづみ29才

出撃

 芦川いづみ/川道一枝(川道少尉の妻) 伊藤孝雄/川道少尉 浜田光夫/桐原伍長

特攻隊の話である。何機もモデル機が出てくるし色んな役者も出てきて割と力がこもった作品だ。しかし暗い。もう全編暗い。知覧飛行場(珍しく陸軍の特攻隊だ)に10人くらいやってきては出撃して散り、またやってきては出撃を3回くらい繰り返す。特攻隊員の伊藤孝雄は芦川いづみの夫だが毎回エンジントラブルで帰ってきてしまい、いづみと別れるのが未練でわざと帰ってきてるのだろうと上官から言われたりして追い込まれ、最後は敵艦にも行かずに墜落してしんでしまう。
この伊藤もいづみに東京へ帰れと言って帰ってないと家まで会いに行っては「なぜいるんだ?」というばかりでなんと半端な男だろう。いやどうせあいいにいくならセ○スしろよと思う。せいぜい抱き合うくらいでした。

浜田光夫も最初の一回目はエンジントラブルで帰ってきたものの二回目は帰らぬ人となっていた。浜田光夫に鈴や花あげていたのが進千賀子かな?

右端が進千賀子

鉄火場破り 1964年7月 いづみ29才

鉄火場破り

すっかりおじさんの裕次郎が伝説の壺振り師の宇野重吉の息子となり、同じように壺振り師として売り出していくが勝ち過ぎるが故に賭場荒らしとされて親父と同じように稼ぎ場を失い追い詰められていく。

いづみは途中から出てくる芸者でゲスな名古屋章に身請けされそうになっているところを裕次郎に助けられて結婚するが、

また名古屋章に連れ去られてしまう。この映画では割と叫ぶ演技が多かったいづみ、激情的に裕次郎にせまっていくところイイ!

映画の中では色んな男に抱かれてたんだろういづみ。結局東北の賭場で裕次郎に名古屋章といづみが一緒にいるところを見つけられて、イカサマを暴かれて逃げようとした名古屋章は高品格の投げ槍によりこ○された。(名古屋章は典型的おじさん顔だけどまた若い。)明治期だからまだ武器に槍が使われているのか?そういえば拳銃は一個も出てこなかった。

いづみは裕次郎に故郷へ帰れと言われたきり画面には出てこない。(故郷がどこだったかも明かされない)

最後は裕次郎と深江章嬉一派と切合して裕次郎が生き残った。

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