松原智恵子-非行少年_若者の砦明日に向って突っ走れ(映画レビュー)

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非行少年 若者の砦 1970年 4月 智恵子25才

非行少年 若者の砦

松原智恵子/依田聖子 梶芽衣子/私山瞭子 地井武男/石見次郎 石橋正次/依田祐一 

主役は地井武男なのだが、内容は当時人気絶頂だった石橋正次のPVみたいになっている。当時の青春ドラマのほとんどに顔だしていたし、当時の漫画でもこのキャラは石橋正次の顔モデルにしてるなあというのが多々ある。石橋正次はミラーマン(1972)の時にリアルタイムでドラマを見ていた数少ない役者。(僕は幼稚園だったからあまり覚えていないが。石橋正次はあくまでも人間で長い鞭で怪獣と戦ってた。正直なんの戦力にもなってなかった。ミラーマンに変身する謎のグラサンアダルティお兄さんが浜田光夫だったというのはこの日活映画シリーズを見始めてから知った。)

松原智恵子は石橋正次(妾の子)の腹違いの姉で金持ち政治家の娘。

横に流しておでこ出しの珍しい髪形。

当時走り屋だったという智恵子がスポーツカーで横に地井武男を乗せて突っ走る。

若者の砦ということで学生運動みたいなこともチラッと出てくるが石橋正次は一匹オオカミの不良であり、話し方も怒鳴るわけでなく意外とマイルドなセリフ回し。石橋正次にレ○プされたという少女(隅田和代)が現代にいてもわからない可愛さとファッション。当時の特撮ヒーロー物によく出演されてたそうです。

梶芽衣子は石橋正次の腹違いの兄の婚約者ということでパーティーのシーンで出てくるがほんの少しだ。勿論セリフはあるが。

梶芽衣子と智恵子の絡みはちょっとしかなかった。

しかし70年代に入ってからの日活映画はなんだか面白くない。元気をくれる日活ではないのだ。見終わったあとはなんかドロっとした感覚が残るだけ。

なんか途中ででてきたパレードの左側の子がかわいいかった

明日に向って突っ走れ 1961年4月 智恵子16才(白黒)

明日に向って突っ走れ

松原智恵子/石塚友子 小高雄二/川越佑介 内田良平/高野 垂水悟郎/吉岡

主役は小高雄二の潜入麻薬Gメンものである。智恵子は小高雄二の恋人役でちょこちょこ出てくる。まだまだ少女の面影を残しながら実に美しい。

横浜マリンタワーではたらいている設定。(真ん中の子)

小高雄二がヤクザ組織の一員の垂水五郎と歩いているとそこを見つけた智恵子が無邪気に駆け寄ってきて正体がバレそうになる。

そこで小高雄二がとりあえず智恵子を誘ってマリンタワーに登る。この時の智恵子のビジュアルが最高。どことなく若い色気を振りまいて新しくタワーが立つほどである。やはり新人の頃の智恵子のしゃべり方好き♡

さらに途中で麻薬組織に智恵子が小高雄二の女だとバレてしまい、あわや誘拐かと思ったが全然そんなこともなく安心して見ていられる。

組織が麻薬Gメンの調査に小高雄二の実家に来た時また間が悪く智恵子も来てしまった…

かなり強引なアクションプロットを経て無事親玉の内田良平は逮捕されたのであった。

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