前に本がなくなる可能性について書いたが、情報がどんどんデータ化されていくと、今度は情報を取り出す作業を省略するために脳にチップを埋め込むようになるだろう。
情報産業ってつまるところ情報のやり取りの手間賃みたいなもんなんで頭にチップがあっていつでもどんなときでも思っただけで情報もらいにいけるなら情報産業関係者は大量失業。
支配層としても一人ひとりにチップ埋め込んでもらえばこれほど管理しやすいことはないので積極的に推進していくと思われる。
脳にチップを埋め込む時代になればいよいよ本は必要なくなるだろう。だって最初から情報があるのだから。
この時代になるともう完全にプライバシーはなくなる。
いいこともある。オープンになりすぎて犯罪や不正がしずらくなってくる。相手の思っていることもわかってしまうんで嘘のない世の中になるし危険思想の人間もまるわかりで犯罪の防止になる。
(勿論、上級市民は思念フィルター付きのチップを入れているから、意識読もうとしてもなにも見えないか別の意識でカモフラージュされて下層市民に目論見がばれることはない。)
だけどその時ってAIが生産物やエネルギーの再分配の超効率化してるはずだから仕事しなくてもみな不自由なく暮らしていけてると思うんで法律破る動機も激減していると思う。
1週間に3日くらい2時間も働けば十分すぎるくらいの生産効率になってるだろう。
たまに脳へのダイレクトVRで鮮明な創作夢をみて不自由だった時代に戻ってみたりする。(コブラ第1話の冒頭シーンみたいな感じ)
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