松原智恵子-秩父水滸伝_必殺剣-怪盗X首のない男(映画レビュー)

映画 ドラマ
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秩父水滸伝 必殺剣 1965年9月 智恵子20才

秩父水滸伝 必殺剣

松原智恵子/おあい 高橋英樹/早乙女玄吾 二谷英明/岡田伝七郎

明治17年に起きた秩父の暴動(秩父事件)を絡めながら明治の世になっても剣術にかける士族達の戦いが主軸。この秩父事件、あんな山国なのに一万人規模で蜂起したかなり大きな暴動だ。映画では高橋英樹が一人で庄屋の娘の智恵子の屋敷を刀で守っていたがとてもあんなもので済むものではないだろう。

着物姿の智恵子の高橋を好きな演技がいじましくてかわいい、そして顔がかわいい。

なぜ高橋英樹は智恵子を振って旅芸人の女に行くのか訳がわからん。おれも智恵子に待ち伏せされていけずとか言われて見たいです。

怪盗X首のない男 1965年10月 智恵子20才

怪盗X首のない男

松原智恵子/梨花 山本陽子/相川玲子 宍戸錠/ブラック・ジョウと大里警部(二役) 川地民夫/大里浩次 

これは珍しく智恵子が悪役側であった。

宍戸錠は怪盗ブラックジョーとそれを捜査する警部との二役だった。最初は同一人物かと思ったが同じ時間に離れた場所にいる描写があり、別人である。ならば最後のほうで生き別れの双子の兄弟とか明かされるんだろ(日活あるある)とも思ったがそれもなかった。ついでに表題の怪盗Xと言うことは最後までなく、ブラックジョーが名前であった。肩透かしばかり。ストーリーは目まぐるしく、アクション、トリックのオンパレード。

しかし、画面が暗く、画質が悪い。山本陽子はカメラマンとして出てくる。

正直智恵子より、出番もセリフも多い。

当時の新幹線停車駅の新横浜駅には屋根がないとかやたらデカい遊園地とか記録映画としての価値もある。

あくまで貪欲なブラックジョーに比べて智恵子は改心する様な素振りを見せるのだがラストシーンでは笑顔でブラックジョー(兄)と笑顔で乾杯するのであった。(この時点でブラックジョーは全ての宝を頂いている。)

と、最後まで肩透かしだった。

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