吉永小百合-俺の背中に陽が当たる-伊豆の踊り子(映画レビュー)

映画 ドラマ
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俺の背中に陽が当たる 1963年 4月 小百合18才

俺の背中に陽が当たる

吉永小百合/朝子

浜田光夫/滋

内田良平/健三

今回は小百合の相手役の浜田光夫ではなくて、正真正銘浜田光夫が主役の映画であった。なぜなら小百合の出番が圧倒的に少なかった。

今回も半分悪役みたいな役の内田良平(浜田光夫の兄の設定)が務所から出てくると元いた組の内紛に引き入れられて殺人犯にされた挙げ句、証拠隠滅のため刺されてこ◯される。

浜田光夫は兄の無実と復讐のために問題の組に入り込む

これは浜田光夫が一人で殴り込みにいってボコられ、小百合が助けにはいったが、逆に浜田光夫が組に入れてくれと頼んだのを見た小百合の絶望顔である。この映画の中でもとびきりの表情であった。

この映画での星ナオミは最初裏切られてこ◯される親分(安倍徹)の情婦である。主なセリフ2,3言。あと死体を見て悲鳴を上げる演技。(゚Д゚)

進千賀子も出ていて星ナオミの隣の住人で安倍徹の死体を見て悲鳴を上げるだけの出演。

この映画唯一のコメディ要素である野呂圭介と榎木安兵衛のおマヌケコンビも事件の目撃者であったために口封じで小高雄二にこ◯されて物語は結構ハードに進行。

最後のほうは別の組の親分から脅し取った3200万円の争奪戦の銃撃戦となりるが、まあなんとかハッピーエンドに収まる。

なんというか割と硬派な作品でした。

伊豆の踊り子 1963年6月 小百合18才

伊豆の踊り子

吉永小百合/薫、現代の少女(二役)

浜田光夫/現代の学生

高橋英樹/川崎

大坂志郎/栄吉

十朱幸代/お清

見ようと思っていたらアマゾンプライムからなくなってしまい、日活プラスに加入してまで見ました。

あらすじとしては白黒で始まる1963年に大学教授になった宇野重吉に生徒の浜田光夫が小百合との結婚の仲人を頼みにくる。そこで宇野重吉は昔を思い出して映画はカラーになって1920年代へかわる。伊豆半島を気ままに旅してる旧姓高校生の高橋英樹が旅芸人一座の娘の小百合を気に入り、一緒に何日か過ごした後に下田から船で東京に帰らねばならなくなり別れる。これだけの筋でした。

互いに惹かれ合う若い二人の英樹と小百合

 

途中郷英治が地元の悪若旦那見たいな感じで出てくるので一悶着あるかと思ったが、夢の中であるだけで実際には特に立ち回りとかはありません。ですが、当時の身分の違いによる周りの引き裂き等悲しいことがありました。ってことでこの映画で一番再生数が上がるシーンがこちら

おー小百合の裸だー!

と最高にテンション上がりますがかなり遠目であり、多分肌色の布かなんかを撒いてると思います。

二番目に再生数が上がるシーンはこちら

当時は混浴がデフォだったのでしょうか?映画の中で大坂志郎に一緒に入らないかと誘われるも、「今入ったばかりだから」と言って高橋英樹が断っていたが1963年になって宇野重吉になった川崎は後悔を引き摺っていたのだろう。あれで1963年の吉永小百合の母が昔の薫でーみやいなお決まりの筋もなかった。

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