松原智恵子出演作感想18-無頼黒匕首-無頼殺せ

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無頼 黒匕首 1968年12月 智恵子23才

松原智恵子/三浦志津子、由利(二役)

渡哲也/藤川五郎

田中邦衛/本郷道夫

川地民夫/志下末雄

 

出だしは「大幹部より無頼」の最後からの続きみたいな出だしで由利(智恵子)を汽車で逃がしたあと、渡が斬り合いしている。しかし由利は斬り合いの現場まで戻ってきてしまい、刺されていきなり死ぬ。

(え、智恵子の出番、これで終わり?)とびっくりしてると、渡が刑期を終えて出て来て過去の先輩が経営してる砂利業者の事故でお世話になる病院の看護婦としてまた智恵子がでてきた。なる程今回は二役なのだな。

(その病院の院長は田中邦衛である。)今回特に智恵子の窮地を助けるでもなく、仲間の作業員をかばって怪我した渡をすぐ好きになってしまうのであった。どちらかというと組長息子の川地民夫が智恵子に絡んでくるチンピラ(といっても自分の組の子分)を排除したのでこちらがいつものパターンなのだが。

今回列車の中での斬り合いがあり、興味深い。

今回いろいろつっこみ所あるのだが、(警察のケの字も出てこないとことか、昔の立川ってこんな治安わるかったの?)

最後の敵討ちの直前智恵子に「私の為に行かないでと止められる渡

最後は横田基地の近くで渡が敵の組を襲撃して全員斬りふせ、ボロボロになって歩いていくいつもの終わり方。

F4ファントムが2機飛行するシーンとか独特の街立川。

 

無頼 殺せ 1969年9月智恵子24才

松原智恵子/浅野弓子

渡哲也/藤川五郎

江原真二郎/守山健

野添ひとみ/守山美奈子

 

映画冒頭のエレベーターガールのやくざに絡まれた智恵子を助ける渡哲也の場面、なんか見覚えあるなと思い。

最後のほうの渡哲也が自分で肩の銃弾を取りだそうとして智恵子が近くで正座して拳握りしめるシーンをみて25年前にレンタルビデオで借りて見てたのを思いだした。東京流れ者シリーズと混同していた。

拳握りしめる智恵子

今回いつもと違い智恵子はすぐ渡に惚れることはなく、渡が自分の姉(渡の先輩やくざの女房)の店の掃除してるところ見てから惚れる展開だった。

といってもこのシリーズ最終作、シリーズ長いだけあってこなれていて飽きさせない流れ。今回も二つの組織の抗争に渡哲也が巻き込まれる形だが、最後まで渡は組織に属することはなかった。結局二つの組織の構成員ほとんど全滅してしまい、残ったのは最初に三人返り討ちにしてムショに入った入江崎一家の組長だったというのも今までと違う展開。(今までは両方の組長が死んでいた)

ということで無頼シリーズ全6作完了。

事が済んだ渡は最後川崎の荒れ地を歩いて行く

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