まーた頭から離れなくなってしまった曲があるんで書きます。
スネオヘアーで検索するといわゆるダメ人間的な書き込みがよくみられます。
モチロンいい意味で言ってますよ。
大丈夫です。ダメ人間界のヒーロー 我らがニコラスケイジ ほどではありませんから。
(いつかニコラスのことも書く予定です)
しかしどうしてこのような詩が書けるんだろう。
「君はいつか通り過ぎた夕暮れ思わせる」
「お世辞にもかわいいなんていえそうもないのにね」
お世辞にもかわいいとは言えない女性。
この言い方だとタレントだとハリセンボンみたいな方だろうか。
最近よくでている尼神インターだとギリ、”お世辞でかわいい”と言えてしまうからだ。
そんな人をガラにもなくナンパしてしまう男。
何人も声かけてダメでかなりハードル下げた結果ではなくふとナンパしてしまう男
二人は付き合いだす。(運命かな?)
題名に騙されていましたがてっきりロックフェスでナンパしたのかと思ってましたが詩の中では最後に男(スネオヘアー自分のことだと思われる)がステージで歌う描写があるだけで二人でロックフェスに行ってるわけではなかった。
「柄にもなくすれ違いで声かけた」時に聞こえてきた
”ペンダンツ”はロックフェスで歌っていたわけではなかった。街に曲が流れていただけ。
”ペンダンツ”なんて昭和っぽい感じの名前でもかなりメジャーでヒットさせてるグループのようです。
で、
「名前を聞けば、悲しみって答える」
「冗談にもほどがあるっておどけて見せて」
女は自分を「悲しみ」と名乗る。
なんだそりゃ。( ゜Д゜;)
刺さるじゃないかよー
なんかグサーときます。通り過ぎた夕暮れみたいな寂しいイメージでブスな女性なのに
名前、「悲しみ」かよ。
あなたは一体なにがあったんだよ。
そんな人と
「もつれるように、君があふれている」
Hした上になぜかゾッコンになっているご様子。カリスマがあったんでしょう。共依存ともいうべきか。
想像ですが男はこの後かなり傲慢かつ便利に女と接したんではないか?いろんな代金も払ってもらったのでは?お世辞にもかわいいと言えないので立場的に(男>女)な感じで冗長していったのではと思われます。
そして男は愛想つかされたのでしょう。別れたようです。その後の名言。
「悲しみのいない悲しみ。アー–」
ここで前振りの”名前は悲しみ”が効いてきます。
悲しみがいない悲しみって?ーーーそんな悲しみがあるなんて!ーーーどんだけー?
頭にこびりついてしまいます。
男の喪失感がすごく伝わってきます。ありえないことが起こった混乱も伝わってきます。
自分が振られて終わる関係とは思ってなかったでしょう。
一緒にいると悲しみを感じていたけど失うとさらに悲しみが広がった・・
ところで本名は聞いていたのでしょうか、気になります。
最後まで源氏名「悲しみ」で通していたら喪失感は100倍増ですね。
なんだかわからないまま夕暮れのイメージだけ残して行っちゃったんですから。
先日これをカラオケで歌ってみたんですがもっと長い詩かと思っていたけどあっさりしてました。
それなのにこの引っかかり。
天才か?いや、でもスネヘアを天才と言いたくはない(感情論)。
とはいえ、一時期スネオヘアーしか聞いてなかったことがありました。いかにもサブカル的な詩やメロディーが多いのではまる人ははまります。中でもこの記事の歌は1,2を争う印象的な歌です。
自分でも買ったこのアルバムにも入ってます。
スネオヘアーはこれで十分です。中毒性があります。
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