雇用は全モ ー本ブログで語られるFXや株の用語解説記事ー

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雇用は全モ・・・毎月最初の金曜日にアメリカの雇用統計指標(非農業部門雇用者数、失業率他の景気動向指標が複数)が発表され、この指標の発表タイミングで毎回大きく値が動くことでFX投資家にとっては重要な指標であるが、

「大抵の場合雇用統計で動いた値幅は後で動く前の水準まで戻してくる(全戻し)」というアノマリーです。

5chによれば「普通は4時間から8時間くらいで戻すよ。倍モといって戻る勢いで逆方向に倍進むことも年に何回かあるよ。実際全モするのは6割くらい。4割は戻ってこない。」といった書き込みを見かけますが自分の体感では、雇用は全モは年に7割くらいある感じがしてます。

下図は2017/11/03(金)の雇用統計時の5分足チャートです。21:30に指標発表時から一旦下に動き出し、その後指標前の値段まで戻る。典型的な短時間での「雇用は全モ」

さらに「倍モ」まで達成しています。

 

出典:GMOプラチナチャート



この雇用は全モだけを主な収入源とする人もいます。その場合の戦略としては、

「雇用の前はノーポジにしておいて上下どちらかに動いた後の停滞時に逆張りして戻ってきたら利益確定する」

というのが主な手順ですが、2段、3段で動くこともままあり、中々経験値がないと入るタイミングが難しいです。

別の戦略として、動きがでることを期待して

「逆指値のイフダンOCO注文を上下または自信のあるほうに仕掛けておいて自動で逆差し約定→オーバーシュートした後のリミットで自動利益確定させる方法」

もありますが、うまくはまった場合でも大きく動くときはスプレッドも開いてくるんで思ったより行き過ぎたところでエントリーされてしまい、結果利益は小さかったです。(私の場合。もっとうまく値幅とれる人もいるかも)

私はやったことありませんが、第3の戦略として

雇用前に同数売り買い両建てしておいて動いたところで利益出ているほうを利益確定、さらにドテン、戻ってきたら全決済という高度な戦略も考えられます。

また雇用統計の動きをきっかけにトレンドの仕掛けが行われることもあるので注意が必要です。

投資は自己責任です。当ブログは一切責任を負いません。

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