1990年代自己啓発セミナーというものが流行ったことがあります。元々はマルチ商法の動機付け講習会から派生してやる気がでるように洗脳する過程をセミナーとして金取ってやるようになったものです。(今ネットで調べたら今でも盛況みたいです)
これに行ったのは1990年代後半ですが、その前に1992年頃にも1回先輩から誘われて別の会社の1回2000円くらいのプレセミナーみたいなのに行って本セミナー受けそうになったのを思いとどまったことがありました。
その後、鶴見済の本に嵌ったことがあり、その本の中に自己啓発セミナーについて書かれたものがあってこれ面白いかも、と思っているところへ別の知人から誘いがあって、迷いましたが行きました。
これ、かなり洗脳された人が勧誘するんで、取りつかれたような感じになって勧誘は逆に怪しくなってしまい、拒否反応されて最悪絶交になることもあるくらいですが、私の場合、鶴見済の本で一通りの流れは判っていたので割と冷静に、まず3日間の通いのセミナーに行きました。3日で8万円くらいだったと思います。
(この本読んで流れはわかっていた)
そうはいっても10日くらい押し問答していた気がする。なにせ普通そんなに金出せるか?というとすぐに「じゃあ僕が出します」って相手が言ってくるし。
確か土日月の3日間だったような気がする。
初日の土曜日、二人遅刻してきた人が居た。すると講師がその人を激しく詰める、詰める。人間としてだめだだの土曜は時刻表変わるのは常識として知らんのかだの、ビルの一室(30人くらい入ってた)には緊張が張り詰めます。でも今思うと仕込みだろうな。後からわかるのだが、2人くらい卒業生が途中の段階で潜入して扇動する役をやるそうな。
結局二人の内一人は帰って一人は謝ってから続けることになった。教室には安堵の空気が流れる。
講師も落ち着きを取り戻し、心で思ったことははっきり躊躇なく、相手にいわなきゃいかんとか、そんな比較的一般的な講義をしていた。
そしてきました。。はい、二人組作ってー3分しかないよー。湧き上がる後悔。
私の自己啓発セミナー体験記②へ続きます。。。
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