山本陽子-青春の裁き-東京五輪音頭

映画 ドラマ
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山本陽子 青春の裁き 1965年4月 陽子 23才

青春の裁き

山本陽子/亘理展子

渡哲也/古島菊男

香月美奈子/岩里由利

藤竜也/狩谷広志

渡哲也は空手2段だそうでその特技をいかし、本作のアクションはほんのちょっと格闘技ぽい動きをしてる。ヤクザ映画なのだが渡哲也は藤竜也とともに大学生の空手部員でヤクザの組長の息子だが本人はヤクザを嫌っていて回りにも伝えていない。玉川伊佐男とのいざこざで何回もバトルになるが藤竜也は最後まで一回も、渡の加勢になることはなかった。郷鍈治はボクサー出身のヤクザということで「ボクシング対空手をやってみたかったんだ」なんていいながら郎党引き連れて渡と立ち会うがすぐにナイフを持ち出して「ケンカは何でもありだ」なんて言う卑怯なやつ。勿論渡に瞬殺される。

山本陽子は渡の同級生かなんかで友達の香月美奈子と一緒に渡の空手部の練習を見に来ている。

またツンデレ的キャラで最初は空手なんて暴力的だなんて言ってたがすぐに渡を応援する。父は開業医で家を飛び出した渡を住み込みで家のアルバイトを世話したりする。話が進むに従い渡と一緒にいるところを敵の輩達に絡まれたりするが今回は誘拐されるとかはなかった。(敵は比較的クリーン)渡がやられると駆け寄ってきて気遣う

途中敵のマダムに渡が気に入られて「あらきれいなお嬢さん連れて」なんていわれて少しだけバチバチ

今回は陽子自身が嫌な目に遭うこともなく裕福なまま最後までいく。(まあよかった。)

筋的に親父や協力者の料亭の経営者とかがなんでそこで玉川伊佐男のもとにノコノコ一人でいっちゃうの?という場面が多くて強引な展開が目立つ。

今回渡が戦う時は単独が多い。親父が一人でノコノコ敵地へ「話し合いに行く」とかいって連れ去られた時も、実家の組員が敵地に殴り込もうというときにも組員を制して一人で行く。結果親父と二人で戦いになり親父は死んでしまう。最後は陽子が呼んだ警察軍団が出入りに介入してくれて話は収まった。

東京五輪音頭 1964年9月 陽子22才

東京五輪音頭

山本陽子/松宮れい子

十朱幸代/藤崎ミツ子

山内賢/栗田勇

和田浩治/青木正光

開始9分陽子が水着で登場します。(取り急ぎカラー化しました。)

ちなみに右は十朱幸代です。

陽子と十朱幸代は大学生。陽子は日本舞踊の先生でもある。十朱幸代が水泳のオリンピック候補生でもあるために十朱幸代の練習の終わりにちゃっかりプールを借りにきたのだった。(自由だな)この映画の主人公は十朱幸代なので陽子には大した浮いた話もなく映画は進んだ。昭和39年(59年前)、それなりのおしゃれな建物の前を走る当時の女子大生、今と違和感ない。(やはり文明の進歩は意図的に遅らされてるのでは?)

前半は十朱幸代の親父が元マラソンランナーで無理して早死してしまったことを悔いて十朱幸代のおじいさんが十朱幸代の水泳とオリンピック候補生合宿をなかなか認めてくれないのを説き伏せる形で進む。後半は和田浩治のおばさんがブラジルからやってきてブラジルへ行くのは和田浩治か山内賢かという話と十朱幸代のオリンピック選手になるかならないかということで話が進む。この映画、三波春夫ががらっぱちの寿司屋の大将として出演しているが、歌う歌う、なんだかんだ30分くらい三波春夫の歌が占めていたんじゃないだろうか。最後は十朱幸代は見事選考会のレースに優勝、オリンピック出場を手に入れ、ブラジルには山内賢が行くことになった。(十朱幸代が和田浩治のほうを好きだから引き止めたのもある。)ラストは三波春夫歌謡ショーでエンディング。

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