松原智恵子-マカオの竜-海賊船海の虎(映画レビュー)

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マカオの竜 1965年12月 智恵子20才

マカオの竜

松原智恵子/香蘭(ホンラン 小林旭/マカオの竜 十朱幸代/元村奈美 宍戸錠/会津

もう1965年なのに白黒。智恵子は香港からマカオの竜を追ってきた中国人で中国語の歌を歌っていた。

なんかデジャヴ感

物語はマカオの竜(実は成りすまし)を名乗ってる小林旭と十朱幸代との話、後ヒマラヤの星というダイヤを巡る宍戸錠、郷鍈治の兄弟コンビと佐野浅夫の二つの犯罪組織とのやり合いがメイン。

松原智恵子は小林旭がマカオの竜ではないとすぐわかるのだがこのエピソードはほとんど話に影響を与えていない。

今回宍戸錠は落ち着いた悪役になっている。ヒマラヤの星を所有した者はみんな死んでると最初のほうのセリフがある通り、結構劇中で死んでた。最後に去った小林旭もどうなっただろう。

海賊船 海の虎 1964年8月 智恵子19才

海賊船海の虎

松原智恵子/カオル 宍戸錠/千里の虎 二谷英明/二の字

これは、かなり毛並みの違った設定。昭和25年の設定で、宍戸錠が密輸船専門の海賊に扮して積荷を分捕っている。船は小さい貨物船で武装はマシンガンである。海賊船は他にも何隻もあり、宍戸錠が狙っているのはボルネオの鉄という、善良な船も襲ってしまう海賊の船長だ。ボルネオの鉄に宍戸錠の父親がこ○されている。(なかなかなトンデモ世界線である。)

松原智恵子は中国から日本へのの引揚者として宍戸錠の船に密航してくる。二谷英明に船倉で発見された時は最初汚れた少年の格好しててえ、このまま?と思った。

しかし、気の良い船員達の計らいで奪った洋服を着せてもらい、ちゃんとした娘になった。

隣の二人の子供は兄弟である。男ばかりの船内にかわいい智恵子が娘の格好してて大丈夫かいなと思ったら高品格が智恵子に襲いかかってきてあやうく二谷英明に助けられる。高品格は最後は宍戸錠に殴られて海に落とされた。

最後のほう、嵐に遭い、船がボロボロのところを仇のボルネオの鉄と会敵して交戦するが、智恵子達がいるということで海上保安庁にも無電を打ち、ボルネオの鉄は逮捕された。

取調べの時実は二谷英明が海上保安庁の潜入捜査官だったことがわかる。二谷英明の嘆願もあり、宍戸錠達は軽い刑で済んだようだ。船で宍戸錠は護送されるが子供達には新しい航海に行ったことにして智恵子と二谷英明と子供達は見送るのであった。

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