松原智恵子出演作感想10-三人の女夜の蝶-女の意地

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三人の女夜の蝶 1971年4月 智恵子26才

松原智恵子/森川綾子

梶芽衣子/松田あけみ

山本陽子/小島君子

藤竜也/津村英次

二谷英明/石塚元彦

青江三奈/美奈子

 

智恵子も26才になり大人のシーンが多くなってきた。(智恵子でない別の女優のおっぱいがけっこう出てくるので子供とは一緒にみれない。)

冒頭智恵子はまだ普通の家の恋人もいる女性であったが恋人との夜の待ち合わせ場所に移動途中、藤竜也に暴行されそうになる。そばまできたその時の恋人には逃げられて人の無情を味わう。その時なんとか最後までやられることはなかったが、やさぐれた智恵子はクラブホステスになってしまう。

素人時代の綾子(智恵子)が藤竜也に襲われた時、恋人が逃げてしまうのを驚愕で見送る綾子(智恵子)

智恵子のつとめるクラブはママが山本陽子でナンバーワンホステスが梶芽衣子、いつも青江三奈がブルースを歌っている店だ。智恵子は主に和服で店に出ている。

お店に出るときは和服の智恵子

当時だからケツモチにやくざがおり、その組織と藤竜也の組織とは抗争している。藤竜也は梶芽衣子の幼なじみで智恵子の店にやって来てくる。ある日智恵子と藤竜也は衝撃の再開をしてしまう。藤は智恵子のことが忘れられなくて智恵子に近づく。智恵子は店を休み山本陽子が心配して智恵子のアパートまできたりする。安アパートに一人すむ真正お嬢様の智恵子が気になる。(あのアパートに通いたい)

智恵子のアパートに通いたい、いや同棲したい。

智恵子と芽衣子とは藤を巡りバチバチ、智恵子と陽子とは二谷を巡り少しバチバチな関係になる。だがなんやかやあって結局藤と智恵子の二人はくっつく。

ついにこの映画では智恵子のベッドシーンがあります。明確に藤とやっている描写がありました。だが勿論おっぱいが見えるわけではありませんでした。背中が見えるくらいです。

 あーあついにか

他の智恵子の青春路線と違い私はなーんかもやもやしました。自分を襲ってきた男と普通に関係をもってしまう。ピンク映画のプロットですね。

そんなファンの心理を見越してかフラグ立てまくったあげく最後藤は…。

大人智恵子の映画でした。青江三奈のブルースが印象的に流れていく。

 

女の意地 1971年5月 智恵子26才

松原智恵子/岡部淳子

浜木綿子/岡部久美

中尾彬/加田修平

夏純子/珠子

梶芽衣子/梨香

山本陽子/ 靜江

藤竜也/木島

三浦真弓/礼子

 

上記三人の女に続き撮影した夜のホステスの物語。前作の主要キャストも出演している。まあ同じチームの二作目である。期間も1カ月しか開いてないので二本撮りというところか。

映画冒頭に映る夜の東京の空撮が美しい。

しかしこの映画ではよりエロ的部分がすごく増えていた。

大筋としては最初から智恵子と中尾彬は体の関係ありの恋人同士である。智恵子の父親違いの姉は浜木綿子であり、クラブのオーナーママで智恵子もデザイン学校に通う傍ら夜は姉のお店に出ている。ところが中尾彬は元々4年前姉の彼氏だったことが途中でわかり、浜木綿子と智恵子とはバチバチの関係になって…という話。

前にYOUTUBEで中年になった中尾彬と山口智子のねちっこい濡れ場シーンを見たことあるが、中尾彬は若くてもねちっこかった。ただサービスシーンの演出なのか智恵子を抱くシーンで智恵子のパンチラがバッチリ映る。

このシーンはご丁寧に映画終盤にももう一回回想シーンで出てくる。

 

お店でもモテモテの智恵子は同僚の妬みを買い、礼子(三浦真弓)の策略で怪しいエロエロクラブに連れ込まれて挙げ句にレズで有名な珠子の元へ送り込まれレズせくすシーンを繰り広げる。

 

この礼子という登場人物には気をつけて見てもらいたい。途中途中の伏線を礼子が作っていて、最後のほうになって礼子が爆弾になる。

最初のほうから登場している礼子(左の後ろ姿)

中尾彬は浜木綿子の要請で智恵子の元を去り、智恵子は姉(浜木綿子)を憎む。

藤竜也はクラブホステスのスカウトマンとして登場、浜木綿子の店のホステスの引き抜きも始めクラブホステスを集めていた。それは智恵子に御執心だったはげ爺(殿山泰司)のパトロンによって店をオープンするためだった。このはげ爺が智恵子になんやかや買ってあげてる途中の店の店員として梶芽衣子が出てくる。

いつでてくるかと探してたらこんなところで洋服屋の店員として梶芽衣子登場

 

智恵子は新しい店のママにさせてもらい、店は繁盛して逆に浜木綿子の店には客が来なくなった。しかし智恵子ははげには体を許さなかった。(殿山泰次は80、90年代でも爺さん役やってた)

浜木綿子は倒産寸前の愛人の会社の資金を肩代わりして店もなくなってしまう。脳溢血で倒れた愛人のお見舞にいくと山本陽子が奧さんとして出て来て小切手だけを渡す。やり手を演じてきた浜木綿子がここでこんなに甘くなるのもなんか解せないが。

(山本陽子なかなか出てこないから見落としてたかなと思ったらここででてきた。)

智恵子は中尾彬の子供を妊娠してたことが発覚、だが最終的には堕ろすことになり(この経緯はアマプラで見て下さい)、体許さなかったはげには見限られてママの座は梶芽衣子に取られてしまう。(はげ爺は店の権利は自分でもっていて首をすげ替えたんですね。)

 じじいに取り入って智恵子からクラブママの座を奪い、ドヤ顔の梨香(梶芽衣子)(^^)

なんとかなるさということで再び東京の夜景空撮で終わる。

松原智恵子の映画はアマゾンプライムで見れます。

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